(22)サービス化と流通の地理学研究グループ - 日本地理学会

                       活動報告:

                                    代表者 秦 洋二 
 2022年度もコロナウイルスの影響は大きく、研究グループとしての活動は活発とは言い難い状況にある。しかし、年度後半からは移動制限の緩和も進み、メンバーの中には久しぶりにフィールド調査を実施することができるという声も聞かれるようになった。こうした状況の下、コアメンバー内では、研究グループとしての方向性などについてメールやオンラインを活用して意見交換を行ったり、研究動向についての情報共有を行った。その他の活動としては、2021年人文地理学界展望(流通・交通・サービス)執筆に関する情報提供の依頼などを行った。
 2023年度は感染状況を睨みながらということにはなろうが、研究グループとして、激動の時代にあるサービス業、流通業を地理学的視点から分析・発信していきたい。具体的には、2023年秋か2024年春の学会でシンポジウムもしくは研究グループとしての連続発表などを行う計画を立てている。近年の情勢の変化等も踏まえて、流通やサービスの今後の発展、新しいトレンドに注目していきたい。
当グループの世話人の一人である駒木伸比古会員(愛知大)の尽力により、研究グループの情報発信Blog(アドレス http://ajg-sdgeography.seesaa.net/)が開設されている。今後の活動予定や実績について随時発信していく予定にしているので、ご笑覧賜れば幸いである。