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(3)都市気候環境研究グループ - 日本地理学会
- 活動報告:都市気候環境研究グループ
代表者 高橋日出男
2020年度には、秋季学術大会において下記のシンポジウムを開催し、都市降水や都市境界層、観測データによる現象把握、数値モデルを用いた研究展開などについて多角的な議論を行った。
2020年11月7日(土) 13時~17時30分(Zoomを用いたオンライン開催、参加者約70名)
テーマ 都市気候と局地風系―ローカル気候学研究の現状と課題―
オーガナイザー 高橋日出男、中川清隆、日下博幸、渡来 靖
趣旨説明
浅野裕樹・日下博幸・金子竜也・横山 仁:つくば市におけるヒートアイランド現象が放射霧に与える影響
鈴木信康・渡来 靖:DSJRA-55データによる東海〜関東南岸域に発生する収束線の出現特性
瀬戸芳一・高橋日出男:関東平野における近年の風系変化把握に向けた大気常時監視局の地点情報整備と風速補正
中川清隆・渡来 靖:冷熱源として放射冷却項と水平熱拡散項を有するSummers 型夜間都市境界層熱収支モデルの提案
西 暁史・日下博幸・Lidia L. Vitanova・今井優真:新潟の夜間極端高温に対するフェーンと都市ヒートアイランドの寄与の定量評価
高橋日出男・菅原広史・瀬戸芳一・中島 虹・伊東佳紀・常松展充:東京の都心から西郊における冬季夜間の境界層温度構造
大和広明・高橋日出男・三上岳彦:首都圏における夏季日中の海風循環と気温分布について
Quang-Van Doan・Anurag Dipankar・Andres Simon-Moral:シンガポールの都市化が同地域の対流性降水に及ぼす影響
日下博幸・Quang-Van Doan・Lidia L. Vitanova・中村真吾・Ronald C. Estoque:アジアのメガシティの都市気候
総合討論