(6)環境地理教育研究グループ - 日本地理学会

代表者   朴  恵淑 

 2019年度の主な活動は、下記の通りである。

1)The 11th IWRIS 2018-TPJIAC2019において研究発表およびOutstanding Paper Awards受賞
 「第11回地域イノベーション学国際ワークショップ(IWRIS 2019)」および「第11回台湾・フィリピン・日本国際アカデミック会議2019」との共同国際会議において、環境地理教育とIT、平和に関する研究発表を行い、朴 恵淑と大学院生1名が優秀論文賞を受賞した。(Building Peace and Nonviolence across School Communities in Guinea, 2019.10.17-18,三重大学)

2)日本・韓国・中国・タイのアジア諸国100大学とのサステイナブル・キャンパス・ネットワーク構築および運営(ASCN; Asian Sustainable Campus Network)
 2019年6月13~15日に、中国同済大学において開催された、日本・韓国・中国・タイのアジア諸国100大学とのコンソーシアムネットワーク構築および運営(ASCN)において、朴 恵淑は、副会長として運営に関わることとなった。特に、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発目標(SDGs)を軸とする持続可能なアジア創生に向け、学問横断的総合環境学として環境地理教育部門を設け、2030年を目途に積極的に推進することとなった。

3)三重大学北勢サテライト「SDGs研究会」の運営
 三重大学北勢サテライトの開設(2019年2月1日)と共に、「SDGs研究会;朴 恵淑代表」を創設し、持続可能な開発目標(SDGs)と環境地理教育とのリンクを図るための国際・国内講演会を2回開催した。本田技研工業(株)との連携による東南アジア10カ国からの参加者20名を対象としたIATSS FORUM第61回研修会(2019.6.19,三重大学北勢サテライト)および、国連地域開発センター(UNCRD)との連携によるSDGs講演会とSDGsカードゲームを三重県内の中高大学生、行政、企業関係者の40名に実施した。(2020.3.4,三重大学北勢サテライト)

4)「三重ESDコンソーシアム 三重大学ユネスコスクール研修会2019」主催
 三重県内の28校のユネスコスクール(小中高大)を対象とする「三重ESDユネスコスクールコンソーシアム 三重大学ユネスコスクール研修会2019」を開催し、ユネスコスクール活動内容の発表および環境地理教育関係の教員との情報交流を行った。(2020.3.7,三重大学)


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