(8)批判地理学-社会・経済と空間-研究グループ - 日本地理学会


代表者  水岡不二雄

本研究グループは、本年度、2003年8月5日より10日まで東京と大阪の会場にわけて開催された、東アジアオルタナティブ地理学会議(EARCAG, East Asian Regional Conferences in Alternative Geography)開催に積極的にかかわり、その成功のため積極的に貢献した。本研究グループでは、その幹事など有志が中心となって同会議の準備を行い、また、援した。EARCAGは、ゲストに米国のE. Sojaを招聘、アジアのみならず世界各地から総勢100人近い参加者と約70のペーパーを集めて、大きな成功を収めた。EARCAGは、国際批判地理学集団ICGG、International Critical Geography Group)との連携の下に、1998年に日本の地理学者が中心となって提唱し、他のアジア諸国の地理学者とともに運営を続けている国際研究集会であり、すでにアジア地域を中心とするリージョナルな批判地理学研究の中心的なフォーラムとして成長しつつある。次回は、2006年ごろ台湾で開催されることが決まっている。今後、日本の地理学者が行う国際貢献として、積極的に本研究グループはEARCAGに貢献してゆきたい。

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