1999年度活動報告 地籍図類による景観復原研究グループ (代表者 水田義一) 本年度は日本地理学会の開催に合わせ2度の研究発表を行い,今後の事業に ついて討議を行った. @3月27日,於 専修大学生田キャンパス,参加者14名. 小池司朗(東京大・院):「歴史的地図からのGISデータ復原」 参加者と,研究発表を行うとともに,今後の事業として1980年度に行った全 国の地籍図保存状況調査をまとめた,地籍図調査表のまとめ方について意見 交換が行われ,さらに検討を続けることが確認された. A10月10日,於 四国大学,参加者28名. 国立地図学博物館設立推進委員会と共催.千歳壽一氏より国立地図学博物館 設立推進委員会の歩みを紹介された後,発表に移った. 平井松午(徳島大)・小野 博(コンテンツ株式会社): 「徳島大学附属図書館所蔵絵図の高精細デジタル画像データ」 発表後,西川 治氏より事業の意義についてのコメントがあり,続いて参加 者からデジタル画像を作る作成上の問題点や同様の事業の展開について多く の質問が出された. 2000年度も継続して,研究発表,地籍図・古地図の見学などを実施する. |