1999年度活動報告 山岳永久凍土研究グループ (代表者 松岡憲知) 〔巡検・共同調査〕北アルプス白馬岳:9月7日〜11日,参加者17名. 白馬岳稜線部の地形に関する観察を行った後,杓子岳北面の岩石氷河を調査 した.巡検案内者:岩田修二(東京都立大)・石井正樹(明治大・院) 〔第2回研究集会(寒冷地形談話会と共催)〕12月18日,於 国立極地研究 所,出席者30名. @研究発表:池田 敦(筑波大・院):「スイスアルプスにおける岩石氷河の 形態・構造・温度特性」,曽根敏雄(北海道大・低温研):「中国,天山山 脈と大雪山の永久凍土の温度状況」,青山雅史(東京都立大・院):「槍穂高 連峰中岳周辺における岩塊堆積地形の成因と形成期」 A報告:福井幸太郎(極地研):「立山,内蔵助カールでの永久凍土探査の 結果(1999年度)」,福井幸太郎(極地研)・池田 敦(筑波大・院):「白 馬岳永久凍土調査(1999年夏)の概要」,池田 敦(筑波大・院)・松岡憲知 (筑波大):「富士山・南アルプスでの地表面温度観測(1998-1999)」,松 岡憲知(筑波大)・池田 敦(筑波大・院):「岩石氷河とソリフラクション ロウブの間にある地形」,曽根敏雄(北海道大・低温研):「室内実験による 凍結融解に伴なう斜面物質移動(予報)」,青山雅史(東京都立大・院):「 ノルウェー北部の周氷河地形」,松岡憲知(筑波大):「国際永久凍土学会・ 国際地形学会議の周氷河・永久凍土研究に関する活動現況と今後の予定」 |