巡検は,先着順に必要事項を記入したメールで受け付けます.巡検に参加を希望される方は,各班の申込み必要事項を記入し,各班の申込み先にお送り下さい.締切りは第1班9月28日(金)<締め切り延長しました>,第2班9月14日(金)17時まで,第3班9月21日(金)<締め切り延長しました>です.折り返し,参加費の支払方法と当日の案内をお知らせします.
第1班 いなみ野台地――過去,現在,未来――
趣 旨
巡検では近代化遺産・疏水百選の一つである淡河川・山田川疏水にほぼ沿ってたどるが,水利施設(疏水・溜池)だけでなく,基底をなす「いなみ野台地」の地形,都市近郊の立地を活かした農業施設(兵庫楽農生活センター:かんでかんで)や阪神・淡路大震災を契機に設置された防災拠点(兵庫県広域防災センター)などを見学する.また新しいまちづくりの試みとして注目される兵庫県東播磨県民局などが推進する「いなみ野ため池ミュージアム」の10年間の取組みについて,その関係施設の現地見学のほか事業推進者による説明・意見交換の場も設定し,「いなみ野台地」の過去,現在,未来を総合的にとらえる.
集 合
10月8日(月)9時 JR西明石駅東口改札(在来線側) 雨天決行
解 散
10月8日(月)16時 加古川駅
コース
JR西明石駅(集合)―釜谷池―御坂サイホン―兵庫県広域防災センター―兵庫楽農生活センター(昼食)―練部屋円筒分水工―加古大池公園―JR加古川駅(解散)
案内者
南埜猛(兵庫教育大),田中真吾(神戸大学名誉教授),藤崎和生(兵庫地理学協会),森本眞一(明石溜池研究会),矢嶋 巌(神戸学院大)
募集人数
40名(最少催行人員 30名)
参加費
1500円(バス代・昼食お弁当代・資料代を含む)
地形図
2.5万分の1「淡河」,「三木」,「東二見」,5万分の1「神戸」,「高砂」
申込締切り
9月28日(金)<締め切り延長しました>
参加申込み・問合せ先
申込方法 参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属を記入し,下記のアドレスにお送り下さい.
〒673-1494
電話・FAX 0795-44-2143 e-mail:inamino2012@ybb.ne.jp
第2班 山陰海岸ジオパーク――日本海形成に伴う多様な地形・地質・風土と人びとの暮らし――
趣 旨
本巡検は,日本地理学会ジオパーク対応委員会と農業・農村の地理学研究グループ共催で,山陰海岸ジオパークの但馬地域(兵庫県北部)を対象に,自然・人文景観が織りなす多様なジオサイトを見てまわり,ジオツーリズム導入後の地域変容を検討するものである.
玄武洞や神鍋高原,但馬御火浦(遊覧船)では,ジオガイドの案内を聞きながら,特徴的な地形・地質を中心に見学する.湯村温泉,余部橋梁,「和牛のふるさと・小代」では,「風土と人々の暮らし」の観点から見学をする.本巡検を通じて,当該地域におけるジオツーリズム導入の意義について議論したい.
集 合
10月8日(月)8時 阪急六甲駅
解 散
10月9日(火)16時20分 コウノトリ但馬空港(JAC2324 17:00) 16時50分 豊岡駅
コース
一日目 阪急六甲駅―神鍋高原―道の駅村岡ファームガーデン(昼食)―小代(但馬牛の放牧,吉滝,うへ山の棚田など)―湯村温泉泊
二日目 湯村温泉―新温泉町山陰海岸ジオパーク館―但馬御火浦(遊覧船乗船)―三尾―余部橋梁(昼食)―玄武洞公園―コウノトリ但馬空港―豊岡駅
案内者
新名阿津子(鳥取環境大),河本大地(神戸夙川学院大),後援 山陰海岸ジオパーク推進協議会(予定)
募集人数
20人(マイクロバス使用)
参加費
20,000円(交通費,宿泊費,食費,資料代含む)
地形図
2.5万分の1 「浜坂」,「湯」,「余部」,「味取」,「村岡」,「香住」,「神鍋山」,「栃本」,「城崎」,「豊岡」,「江原」
その他
長距離のバス移動や乗船がありますので,酔い止め等,御用意下さい.
徒歩の行程がありますので,動きやすい格好でお越し下さい.
お帰りに飛行機を利用される方はお申し込みの際,お知らせ下さい.
申込締切り
9月14日(金)17時まで
参加申込み・問合せ先
申込方法 参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,年齢を記入し,下記のアドレスにお送り下さい.なお,電話での受付はしておりませんので,御了承下さい.また,御質問等ございましたら,下記までお寄せ下さい.
〒689-1111 鳥取市若葉台北1-1-1
鳥取環境大学地域イノベーション研究センター 新名阿津子
e-mail: geotour.ajg@gmail.com 電話 0857-37-9105(呼出)FAX 0857-37-9108
第3班 神戸の中国文化を巡る
趣 旨
神戸の開港(1868年)とともに欧米人が神戸の居留地に住み始めた.彼らとともに長崎,上海,香港などからやって来た華僑たちが居留地の周辺に住み始め中国人街を形成した.これが現在の南京町である.神戸における華僑社会は140年以上の歴史があり,彼らの生活・文化は神戸の市民生活・文化を特徴づける大事な要素となっている.
この巡検をとおして,日本の近代史と共に歩んできた神戸華僑の歴史・文化・生活を知り,今後の日中相互理解のヒントとしたい.また,神戸の市民社会における華僑社会の役割を理解し,日本における多文化共生の可能性を考察する.
集 合
10月8日(月)8時45分 神戸市勤労会館南(海)側(JR三宮駅南・神戸東急イン東)
解 散
10月8日(月)17時 新神戸駅,17時20分 神戸市勤労会館南(海)側(JR三宮駅南・神戸東急イン東)
コース
神戸市勤労会館南側―移情閣孫文記念館―中華義荘(神戸華僑のお墓)―南京町内のミニ巡検―昼食(南京町にて,各自)―神戸華僑歴史博物館―中華同文学校―関帝廟―新神戸駅―神戸市勤労会館南側
案内者
藍 璞(神戸華僑歴史博物館館長),久保哲成(兵庫県立柏原高),中川聡史(神戸大)
募集人数
40人
参加費
3,500円(バスチャーター代,資料代,入館料含む)
申込締切り
9月21日(金)<締め切り延長しました>
参加申込み・問合せ先
申込方法 参加者氏名,住所,電話番号,ファックス番号,メールアドレス,所属を記入し,下記のアドレスまたはファックス番号にお送り下さい.
〒669-3302 兵庫県丹波市柏原町東奥50
兵庫県立柏原高等学校 久保哲成
e-mail: kaibara-hs@hyogo-c.ed.jp FAX 0795-72-1168
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