第96巻(2023) - 日本地理学会
地理学評論 Vol. 96, No. 6 2023年11月
●――会長講演
日本の地域政策への地理学の貢献 松原 宏・445‒464
●――論説
社会調査と学生調査員のまなざしがとらえた高度成長期神奈川県の内職
──地域性,階層性,歴史性── 中澤高志・465‒490
●――書評
石川良文編著: コロナの影響と政策――社会・経済・環境の観点から(松山 洋)・491‒492
日本地理学会監修,山本健太・長谷川直子編:
地理がわかれば世界がわかる!すごすぎる地理の図鑑(荒木一視)・493‒494
学会消息・495
会 告・表紙2, 3および496-498
2024年春季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, 3
地理学評論 Vol. 96, No. 5 2023年 9月
●――論 説
在日外国人の集住は統合を阻害するか──近隣ネットワークの媒介効果に着目した分析──
滕 媛媛・埴淵知哉・中谷友樹・361-383
アルコール依存症者の「癒しの場所」──ライフヒストリーにみる社会生活のリズムと場所──
中島芽理・384‒411
●――書 評
平井松午・島津美子編:〈稿本・大名家本〉伊能図研究図録(河村克典)・412‒413
山下清海: 華僑・華人を知るための52章(杜 国慶)・414‒415
北 雄介: 街歩きと都市の様相――空間体験の全体性を読み解く(埴淵知哉)・416‒417
酒井治孝: ヒマラヤ山脈形成史(熊原康博)・418‒420
西脇保幸: 地域発見と地理認識――観光旅行とポタリングの楽しみ方(松山 洋)・421‒422
2023年日本地理学会秋季学術大会プログラム・423‒436
学界消息・437‒438
2023年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・439‒442
会 告・表紙2および443‒444
2024年春季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 96, No. 4 2023年 7月
●――論 説
糸魚川–静岡構造線活断層系白州断層の平均変位速度と完新世後半の古地震 山中 蛍・後藤秀昭・291-315
●――書 評
牛垣雄矢:まちの地理学──まちの見方・考え方
(加賀美雅弘)・316-318
熊原康博・金田平太郎・堤 浩之編:2016年熊本地震に伴う地表地震変位
(前杢英明)・319-320
A.カッタルッツア・P.サンテス著,太田佐恵子訳:地図で見るバルカン半島ハンドブック
(高木彰彦)・321-322
今井英文:ウォークラリー巡検──生徒主体の巡検学習(川久保篤志)・323-324
小野有五:「新しいアイヌ学」のすすめ──知里幸恵の夢をもとめて(小泉武栄)・325-326
小泉武栄:日本の自然風景ワンダーランド──地形・地質・植生の謎を解く(中村洋介)・327-328
大槻恭一・久米朋宣・笠原玉青編:森林水文学入門(松山 洋)・329-330
荒又美陽・明治大学地理学教室編:東京の批判地誌学(加藤幸治)・331-333
杉江あい:カースト再考──バングラデシュのヒンドゥーとムスリム(浅田晴久)・331-336
地理学関係博士論文要旨(2022年度)・337-342
学界消息・343-345
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・346-354
会 告・表紙2 および355-360
2023年秋季学術大会のお知らせ(第3報)・355-356
地理学評論 Vol. 96, No. 3 2023年 5月
●――短 報
スキー行事によるスキーリゾートの存続の可能性――長野県茅野市車山高原を事例に――
名倉一希・231-250
伊能忠敬の地図作成過程における星測補正
野上道男・251-257
歴史的交通路における歩行時の生理的負担度の定量的評価――江戸時代の東海道箱根峠東坂を事例に――
中田輝男・258-272
●――書 評
福本 拓:大阪のエスニック・バイタリティ──近現代・在日朝鮮人の社会地理
(小泉 諒)・273-274
日本陸水学会東海支部会編:身近な水の環境科学 第2版(松山 洋)・275-277
小疇 尚:ヨーロッパのハイマツ帯(漆原和子)・278-280
学界消息・283-284
会 告・表紙2 および285-290
2023年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, および285-286
地理学評論 Vol. 96, No. 2 2023年 3月
●――論 説
福井県大野市の住民による地下水管理と自治体行政との関係
河村 光・125-145
地方分権に向けた自主財源基盤確立の可能性と課題──東京大都市圏の基礎自治体を事例に──
佐藤 洋・146-173
国政・地方選挙における投票行動の差異──同日選挙の投票率の分析から──
松本健佑・174-193
●――書 評
藤岡換太郎:天変地異の地球学──巨大地震,異常気象から大量絶滅まで(小野映介)・194-195
福井一喜:「無理しない」観光──価値と多様性の再発見(中村 努)・196-197
後藤範章編著:鉄道は都市をどう変えるのか──交通インパクトの社会学(松山 洋)・198-199
2023年日本地理学会春季学術大会プログラム・200‒224
学会消息・225‒226
会 告・表紙2, 3および227‒229
2023年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 96, No. 1 2023年 1月
●――論 説
軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住
鈴木修斗・1‒32
日清・日露戦争期に向けた日本の気象観測網の海外への拡大と電信ネットワーク
小林 茂・33-56
●――総 説
野生動物とジオ多様性の関係に関する研究分野としての動物地理学の可能性
高岡貞夫・57-73
●――短 報
愛知県西尾市のキュウリ産地における農業ICTの受容過程 柏木純香・74-93
地方圏の土地は金融化されるのか?
──津山都市圏におけるメガソーラー開発を事例に── 菊池慶之・94‒109
●――書 評
元木 靖: 南インドの景観地誌──交錯する伝統と近代(木本浩一)・110-111
𠮷水裕也編著: 新3観点の学習評価を位置づけた中学校地理授業プラン(松山 洋)・112-113
中塚雅也・山下良平・斎尾直子編: 農村計画研究レビュー2022(野間晴雄)・114-116
池谷和信: トナカイの大地,クジラの海の民族誌
──ツンドラに生きるロシアの先住民チュクチ(岩田修二)・117-118
学会消息・119-120
2022年日本地理学会秋季学術大会および秋季代議員会記録・121-122
会 告・表紙2,3および123-124
2023年春季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3