第93巻(2020) - 日本地理学会
地理学評論 Vol. 93, No. 6 2020年 11月
●――論 説
秋芳洞内の小気候と観光客への影響 安藤奏音・425-442
高解像度DEMを用いた山頂周辺の起伏と平均傾斜に基づく世界の山の険しさの評価 山田周二・443-463
●――書 評
松島亘志・成瀬 元・横川美和編著:土砂動態学――山から深海底までの流砂・漂砂・生態系(金 幸隆)・464-466
八島邦夫編著:日本の海と暮らしを支える海の地図――海図入門(田村俊和)・467-468
岡田篤正:中央構造線断層帯――最長活断層帯(四国)の諸性質(堤 浩之)・469-470
石原 潤:中国の市(いち)――発達史・地域差・実態(林 和生)・471-473
学界消息・474
会 告・表紙2,3および475-476
2021年日本地理学会春季学術大会(オンライン)のお知らせ(第2報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 93, No. 5 2020年 9月
●――論 説
森の知識は生涯を通じていかに獲得されるのか──エチオピア南西部の焼畑民における植物知識の性・年齢差── 佐藤廉也・351–371
●――短 報
中国人技能実習生の増加鈍化期における送り出し機関の方針転換──中国山東省青島市を事例に──
宋 弘揚・372–386
●――書 評
金坂清則: イザベラ・バードの日本奥地紀行を再訪(溝口常俊)・387–388
川合泰代: 聖地への信仰――地理学からのアプローチ(千田 稔)・389–390
海津正倫: 沖積低地――土地条件と自然災害リスク(鈴木康弘)・391–392
犬井 正編: 日本の農山村を識る――市川健夫と現代の地理学(戸井田克己)・393–394
矢ケ﨑典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢編著: 地理学基礎シリーズ3 地誌学概論(第2版)
(田林 明)・395–396
羽山久男: 徳島藩分間絵図の研究(岩鼻通明)・397–398
千葉県高等学校教育研究会地理部会編: 新しい地理の授業
――高校「地理」新時代に向けた提案(竹内裕一)・399–401
青木栄一先生のご逝去を悼む・402–403
2020年秋季学術大会プログラム・404–416
学界消息・417–418
2020年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・419–423
会 告・表紙2
2021年春季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 93, No. 4 2020年 7月
●――総 説
英語圏の人文地理学におけるメンタルヘルス研究の展開 松岡由佳・249–275
●――短 報
試作関連ネットワークの形成を通じた機械工業集積の維持・強化――京都と四日市の地域間比較を通じて――
加藤秋人・276–296
町家のゲストハウスへの再利用と地域に及ぼす影響――京都市東山区六原を事例に――
池田千恵子・297–313
●――書 評
小泉武栄: 地生態学からみた日本の植生(チャクラバルティー・アビック)・314–315
ピエール・アド著,小黒和子訳: イシスのヴェール 自然概念の歴史をめぐるエッセー(小野有五)・316–318
黒田龍之助著: チェコ語の隙間――東欧のいろんなことばの話(一ノ瀬俊明)・319
小泉武栄: 日本の山ができるまで――─五億年の歴史から山の自然を読む(清水長正)・320–321
嶋田 純・細野高啓編: 巨大地震が地下水環境に与えた影響――2016 熊本地震から何を学ぶか(榧根 勇)・322–324
荒井正剛: 地理授業づくり入門――中学校社会科での実践を基に(志村 喬)・325–326
本岡拓哉:「不法」なる空間にいきる――占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史(福本 拓)・327–328
澤柿教伸・野中健一・椎野若菜編: フィールドワークの安全対策(福井幸太郎)・329–330
前島郁雄先生のご逝去を悼む・331–332
地理学関係博士論文要旨(2019年度)・333–339
学界消息・340–342
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・343–346
会 告・表紙2 および347–349
2020年秋季学術大会のオンライン開催について・表紙2
地理学評論 Vol. 93, No. 3 2020年 5月
●――論 説
地方都市の若手創業者にみる雇われない働き方・暮らし方の可能性
──長野県・上田での調査から── 中澤高志・149–172
インターネット調査と系統的社会観察による地理的マルチレベルデータの構築
埴淵知哉・中谷友樹・上杉昌也・井上 茂・173–192
●――短 報
石狩川下流域に分布する三日月湖の湖盆形態と底質
堀 和明・清水啓亮・谷口知慎・野木一輝・193–203
二段階需給圏浮動分析法によるアクセシビリティ指標を用いたシナリオ分析
──大阪府高槻市の保育施設の事例── 谷本 涼・204–220
在留外国人の社会関係形成・維持における宗教施設の役割
──茨城県南部におけるフィリピン人を事例に── 川添 航・221–238
●――書 評
矢島道子: 地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人(松山 洋)・239–240
西川 治先生のご逝去を悼む・241–242
学界消息・243–244
会 告・表紙2,3 および245–248
2020年秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, 3
地理学評論 Vol. 93, No. 2 2020年 3月
●――論 説
東京都における保育所の経営主体からみた保育労働市場の特性
──新卒保育士の採用を中心に── 甲斐智大・61‒84
沖縄県の合計出生率はなぜ本土よりも高いのか
山内昌和・西岡八郎・江崎雄治・小池司朗・菅 桂太 85‒106
●――書 評
井上公夫: 歴史的大規模土砂災害地点を歩く(そのⅡ)(植村善博)・107‒108
中澤哲夫: 台風予測の最前線(松山 洋)・109‒110
石原 肇: 都市農業はみんなで支える時代へ――東京・大阪の農業振興と都市農地新法への期待(岩動志乃夫)・111‒112
水野一晴・藤岡悠一郎編: 朽木谷の自然と社会の変容(岩田修二)・113‒115
2020 年春季学術大会プログラム・116‒142
学界消息・143‒144
会 告・表紙2,3 および145‒147
地理学評論 Vol. 93, No. 1 2020年 1月
●―短 報
東京大都市圏における中国人ホワイトカラー層の住宅の購入動機と選好パターン
──インタビュー調査を用いて── 張 耀丹・1‒16
愛知県瀬戸陶磁器産地における産業用陶磁器生産の変化と流通構造 勝又悠太朗・17‒33
●―書 評
中澤高志: 住まいと仕事の地理学(加藤和暢)・34‒35
稲垣 稜: 都市の人文地理学(大塚俊幸)・36‒37
植村善博+治水神・禹王研究会: 禹王と治水の地域史(德安浩明)・38‒39
嘉数 啓: 島嶼学(松山 洋)・40‒41
熊谷圭知: パプアニューギニアの「場所」の物語――動態地誌とフィールドワーク(田和正孝)・42‒44
高木 仁: 人とウミガメの民族誌――ニカラグア先住民の商業的ウミガメ漁(横山 智)・45‒47
増田富士雄編著: ダイナミック地層学――大阪平野・神戸六甲山麓・京都盆地の沖積層の解析(小野有五)・48‒49
阪口 豊先生のご逝去を悼む・50‒51
門村 浩先生のご逝去を悼む・52‒53
学界消息・54‒55
2019年日本地理学会秋季学術大会および秋季代議員会記録・56‒58
会 告・表紙2,3および59‒60
2020年春季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3