第92巻(2019) - 日本地理学会
地理学評論 Vol. 92, No. 6 2019年 11月
●―論 説
インドネシア・リアウ州における移住者のアブラヤシ個人農園経営を通じた社会階層の上昇移動 小泉佑介・343‒363
●―短 報
「平成の大合併」後の旧市町村スケールをめぐるローカル・ガバナンスの動態
──大分県佐伯市の旧町村地域政策を事例に── 久井情在・364‒380
水産物直売施設の開設が漁業経営体へ与えた影響──大阪府岬町深日を事例に── 前田竜孝・381‒396
●―書 評
堤 純編著: 変貌する現代オーストラリアの都市社会(菊地俊夫)・397‒398
加賀美雅弘編: 世界地誌シリーズ11 ヨーロッパ(石井久生)・399‒400
山口 覚・水田憲志・金子直樹・吉田雄介・中窪啓介・矢嶋 巌: 図説 京阪神の地理
――地図から学ぶ(野間晴雄)・401‒402
中牧 崇: 大学・地理教育巡検の創造(川久保篤志)・403‒404
山崎晴雄: 富士山はどうしてそこにあるのか――地形から見る日本列島史(松山 洋)・405‒406
貝塚爽平・太田陽子・小疇 尚・小池一之・野上道男・町田 洋・米倉伸之編/久保純子・鈴木毅彦増補:
写真と図で見る地形学 増補新装版(苅谷愛彦)・407‒409
盛口 満著: 琉球列島の里山誌 おじいとおばあの昔語り(吉田圭一郎)・410‒411
立見淳哉: 産業集積と制度の経済地理学――経済調整と価値づけの装置を考える(水野真彦)・412‒413
学界消息・414‒415
会 告・表紙2および416‒418
2020年春季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 92, No. 5 2019年 9月
●―短 報
子どものまちづくり参加と意識する場所の拡がり──宝塚市子ども委員会の取組みの分析から── 久谷明子・269‒282
娼婦の移動実態からみた盛り場の性格── 1950年代の横浜を事例として── 中川紗智・283‒298
●―書 評
湯澤規子: 胃袋の近代──食と人びとの日常史(金坂清則)・299‒301
岡田篤正・八木浩司: 図説 日本の活断層──空撮写真で見る主要活断層帯36(堤 浩之)・302‒303
湯澤規子: 7袋のポテトチップス──食べるを語る,胃袋の戦後史(荒又美陽)・304‒305
荒木一視・林紀代美編: 食と農のフィールドワーク入門(田和正孝)・306‒308
山﨑 朗編著: 地域産業のイノベーションシステム──集積と連携が生む都市の経済(鎌倉夏来)・309‒310
山下清海: 世界のチャイナタウンの形成と変容──フィールドワークから華人社会を探求する(加賀美雅弘)・311‒313
島津 弘・伊藤徹哉・立正大学地理学教室編: 地理を学ぼう 海外エクスカーション(松山 洋)・314‒315
田和正孝: 石干見の文化誌──遺産化する伝統漁法(山内昌和)・316‒317
石田寛先生のご逝去を悼む・318‒319
2019年日本地理学会秋季学術大会プログラム・320‒334
学界消息・335
2019年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・336-339
会 告・表紙2および340-342
2020 年春季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 92, No. 4 2019年 7月
●―短 報
東京都区部におけるシェアハウスの立地特性とシングル女性の住宅ニーズからみたその背景 石川慶一郎・203–223
農山村に移住する女性たちの経験と場所感覚──福島県昭和村「織姫」を事例として── 久島桃代・224–240
●―書 評
上野和彦・本木弘悌・立川和平編:日本をまなぶ 西日本編; 東日本編(矢ケ﨑典隆)・241–242
F. Stuart Chapin III, Pamela A. Matson, Peter M. Vitousek 著,加藤知道監訳:生態系生態学 第2版(吉田圭一郎)・243–244
石川義孝編: 地図でみる日本の外国人 改訂版(清水昌人)・245–246
Martin F. Price 著,渡辺悌二・上野健一訳: 山岳(松山 洋)・247–248
地理学関係博士論文要旨(2018年度)・249–253
学界消息・254–256
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・257–262
会 告・表紙2および263–268
2019年秋季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2および264–265
地理学評論 Vol. 92, No. 3 2019年 5月
●―会長講演
知識情報社会への転換を妨げる日本の地域システムと地理学界への期待 戸所 隆・135‒152
●―論 説
インド・デリーのインフォーマル工業部門における産業集積の存立構造 宇根義己・友澤和夫・153‒174
異なる時間スケールでみた阿多溶結凝灰岩における遷急点の後退速度 高波紳太郎・175-190
●―書 評
シリーズ〈地誌トピックス〉全3 巻(田林 明)・191‒193
1. 矢ケ﨑典隆・山下清海・加賀美雅弘編: グローバリゼーション――縮小する世界
2. 矢ケ﨑典隆・菊地俊夫・丸山浩明編: ローカリゼーション――地域へのこだわり
3. 矢ケ﨑典隆・森島 済・横山 智編: サステイナビリティ――地球と人類の課題
永山ゆかり・吉田 睦編: アジアとしてのシベリア
――ロシアの中のシベリア先住民世界 アジア遊学227(松山 洋)・194‒195
学界消息・196‒197
会 告・表紙2および198‒202
2019 年秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2
地理学評論 Vol. 92, No. 2 2019年 3月
●―論 説
ウランバートルにおけるゲル地区の形成と居住者の移住・移動・定着 松宮邑子・47‒71
●――短 報
「新宿二丁目」地区におけるゲイ男性の場所イメージとその変化 須崎成二・72‒87
●―書 評
伊東維年・鹿嶋 洋編著: 熊本地震と地域産業(松山 洋)・88‒89
荒木一視・岩間信之・楮原京子・熊谷美香・田中耕市・中村 努・松多信尚:
救援物資輸送の地理学̶̶被災地へのルートを確保せよ(関根良平)・90‒91
帝国書院編集部編: 百年前の地図帳・教科書から読みとく大正時代の日本(安藤哲郎)・92‒93
公益社団法人日本地理学会『「新ビジョン(中期目標)』」94‒105
2019年日本地理学会春季学術大会プログラム・106‒130
学界消息・131‒132
会 告・表紙2,3および133‒134
2019年秋季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 92, No. 1 2019年 1月
●―論 説
アンケート調査からみた全国の高等学校におけるGIS利用の現状と課題
──「地理総合」の実施に向けて── 谷 謙二・斎藤 敦・1‒22
●―書 評
安成哲三: 地球気候学(中川清隆)・23‒25
?水裕也編著: 本当は地理が苦手な先生のための中学社会 地理的分野の授業デザイン&実践モデル(松山 洋)・26‒27
吉田和義: 手描き地図分析から見た知覚環境の発達プロセス(岩本廣美)・28‒29
阪上弘彬: ドイツ地理教育改革とESDの展開(西脇保幸)・30‒31
日本社会科教育学会編: 社会科教育と災害・防災学習――東日本大震災に社会科はどう向き合うか(寺本 潔)・32‒33
藤岡換太郎著: フォッサマグナ――日本列島を分断する巨大地溝の正体(小野映介)・34‒35
小野寺真一・齋藤光代・北岡豪一編著: 瀬戸内海流域の水環境――里水(佐藤芳德)・36‒37
●―フォーラム
地理学のアウトリーチに関する活動と展望(長谷川直子・植木岳雪・早川裕弌)・38‒39
学界消息・40‒41
2018年日本地理学会秋季学術大会および秋季代議員会記録・42‒44
会 告・表紙2,3および45‒46
2019 年春季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3