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地理学評論
地理学評論 Vol. 97, No. 6 2024年 11月
●――論 説
北海道外におけるアイヌの「記憶の場所」と先住民性 桑林賢治・343‒367
●――書 評
𠮷水裕也: 地理的な見方・考え方を働かせた地理授業デザイン(松山 洋)・368‒369
井田仁康監修,唐木清志・國分麻里・金 玹辰編著: Well-being をめざす社会科教育
──人権/平和/文化多様性/国際理解/環境・まちづくり(秋本弘章)・370‒371
小田宏信編著: 日本経済地理読本 第10 版(香川貴志)・372‒373
学会消息・374-375
会 告・表紙2, 3および376-380
2025年日本地理学会春季学術大会のお知らせ(第2報)・376-377
地理学評論 Vol. 97, No. 5 2024年 9月
●――総 説
地域レジリエンスと経路創造の進化経済地理学──立地調整論の拡張へ向けて──
外枦保大介・283-308
●――書 評
三上岳彦: 日本の気候──現在と過去(平野淳平)・309‒310
三木理史: 満鉄輸送史の研究(柴田卓巳)・311‒312
丸山浩明: アマゾン五〇〇年──植民と開発をめぐる相剋(松山 洋)・313‒314
2024 年日本地理学会秋季学術大会プログラム・315-333
学界消息・334-335
2024 年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・336-339
会 告・表紙2 および340-342
2025 年日本地理学会春季学術大会のお知らせ(第1 報)・表紙2
地理学評論 Vol. 97, No. 4 2024年 7月
●――論 説
「加治木のくも合戦」参加者が持つ民俗知の体系 岩月健吾・223-251
●――書 評
近藤純正:身近な気象のふしぎ(松山 洋)・252-253
渡辺悌二・白坂 蕃編著:変わりゆくパミールの自然と暮らし──持続可能な山岳社会に向けて
(渡辺和之)・254-255
M.ジェイン・G.バレンタイン・S.L.ホロウェイ著,杉山和明・二村太郎・荒又美陽・成瀬 厚訳:
アルコールと酔っぱらいの地理学──秩序ある/なき空間を読み解く
(青木隆浩)・256-257
太田陽子先生のご逝去を悼む・260‒262
地理学関係博士論文要旨(2023年度)・262-267
学界消息・268-269
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・270-278
会 告・表紙2,3 および279-281
2024年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 97, No. 3 2024年 5月
●――短 報
岡山県美作市における獣害と狩猟活動
中島柚宇・73-97
陶磁器需要減少下における美濃焼産地窯元の対応
笠原茂樹・98-123
●――書 評
池田 碩:自然災害地──被災地を巡り,教訓を学ぶ.古今書院,2023年,190 p., 4,800円+税.(香川貴志)・124-125
専修大学文学部環境地理学科編:山地と人間.専修大学出版局,2023年,268 p., 2,400円+税.(松山 洋)・126-127
林 上:歴史と地理で読み解く日本の都市と川.風媒社,2024年,425 p., 2,200円+税.(香川貴志)・128-129
牛垣雄矢・稲垣 稜・小原丈明・駒木伸比古・西山弘泰・山口 晋:日本の都市百選 第1集.古今書院,2023年,190 p., 2,800円+税.(戸所 隆)・130-131
地理学評論 Vol. 97, No. 2 2024年 3月
●――論 説
地名の空間的な曖昧さによる結束の機能──千里ニュータウンにおける地域活動を事例に──
北西諒介・73-97
国土計画学者・北村徳太郎の中心地理論発見に関する一考察
杉浦芳夫・98-123
●――書 評
植村善博・関口康弘・大邑潤三:日本禹王事典.古今書院,2023年,343 p., 4,800円+税.(網島 聖)・124-125
山本晴彦:中央気象台——帝国日本の気象観測ネットワークの展開と終焉.農林統計出版,2023年,663 p., 7,000円+税.(松山 洋)・126-127
湯澤規子:「おふくろの味」幻想──誰が郷愁の味をつくったのか.光文社,2023年,277 p., 940円+税.(池田和子)・128-129
橋本雄一編:「地理総合」とGIS教育──基礎・実践・評価.古今書院,2023年,111 p., 3,200円+税.(川村 壮)・130-131
地理学評論 Vol. 97, No. 1 2024年 1月
●――総 説
熱収支気候学の発展と応用
大村 纂・1-14
●――短 報
宮城県のギンザケ養殖業経営体における生産額の増加──生産活動と出荷活動に注目して── 穂積謙吾・15-34
ザンビアの地方行政におけるチーフの役割に関する検討 原 将也・35‒49
●――書 評
Atsushi Taira and Rolf. D. Schlunze eds.: Management Geography: Asian Perspective Focusing on Japan and Surrounding Regions.Springer, 2022年,228 p., 14,299円(税込).(日野正輝)・50-51
岡 秀一・青山高義・小川 肇・梅本 亨:風よけの気候景観──暮らしを守る屋敷林・防風林.古今書院,2023年,213 p., 4,500円+税.(山川修治)・52-53
笹生心太・松橋崇史編:ホストタウン・アーカイブ──スポーツまちづくりとメガイベントの記録.青弓社,2023年,285 p., 2,600円+税.(成瀬 厚)・54-55
ロドニー・ハリソン著,木村至聖・田中英資・平井健文・森嶋俊行・山本理佳訳:文化遺産といかに向き合うのか──「対話的モデル」から考える持続可能な未来.ミネルヴァ書房,2023年,344 p., 4,500円+税.(荒又美陽)・56-58
小倉紀雄・風間真理・小泉正行:東京湾──生きものと共にみる長期的なうつりかわり.地人書館,2022年,263 p., 3,400円+税.(松山 洋)・59-60
宇井忠英:現場で熱を感じ探る 火山の仕組み.ベレ出版,2023年,304 p., 2,420円(税込).(奥野 充)・61-62
Yoshitaka Ishikawa ed.: Japanese Population Geographies I: Migration, Urban Areas, and a New Concept. Springer, 2023年,90 p., 6,434円(税込). Yoshitaka Ishikawa ed.: Japanese Population Geographies II: Minority Populations and Future Prospects. Springer, 2023年,83 p., 6,434円(税込).(江崎雄治)・63-64
伊藤達雄・鈴木康弘編著:持続的社会づくりへの提言——地理学者三代の百年.古今書院,2023年,387 p., 4,950円+税.(村山祐司)・65-66
地理学評論 Vol. 96, No. 6 2023年11月
●――会長講演
日本の地域政策への地理学の貢献 松原 宏・445‒464
●――論説
社会調査と学生調査員のまなざしがとらえた高度成長期神奈川県の内職
──地域性,階層性,歴史性── 中澤高志・465‒490
●――書評
石川良文編著: コロナの影響と政策――社会・経済・環境の観点から(松山 洋)・491‒492
日本地理学会監修,山本健太・長谷川直子編:
地理がわかれば世界がわかる!すごすぎる地理の図鑑(荒木一視)・493‒494
学会消息・495
会 告・表紙2, 3および496-498
2024年春季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, 3
地理学評論 Vol. 96, No. 5 2023年 9月
●――論 説
在日外国人の集住は統合を阻害するか──近隣ネットワークの媒介効果に着目した分析──
滕 媛媛・埴淵知哉・中谷友樹・361-383
アルコール依存症者の「癒しの場所」──ライフヒストリーにみる社会生活のリズムと場所──
中島芽理・384‒411
●――書 評
平井松午・島津美子編:〈稿本・大名家本〉伊能図研究図録(河村克典)・412‒413
山下清海: 華僑・華人を知るための52章(杜 国慶)・414‒415
北 雄介: 街歩きと都市の様相――空間体験の全体性を読み解く(埴淵知哉)・416‒417
酒井治孝: ヒマラヤ山脈形成史(熊原康博)・418‒420
西脇保幸: 地域発見と地理認識――観光旅行とポタリングの楽しみ方(松山 洋)・421‒422
2023年日本地理学会秋季学術大会プログラム・423‒436
学界消息・437‒438
2023年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・439‒442
会 告・表紙2および443‒444
2024年春季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 96, No. 4 2023年 7月
●――論 説
糸魚川–静岡構造線活断層系白州断層の平均変位速度と完新世後半の古地震 山中 蛍・後藤秀昭・291-315
●――書 評
牛垣雄矢:まちの地理学──まちの見方・考え方
(加賀美雅弘)・316-318
熊原康博・金田平太郎・堤 浩之編:2016年熊本地震に伴う地表地震変位
(前杢英明)・319-320
A.カッタルッツア・P.サンテス著,太田佐恵子訳:地図で見るバルカン半島ハンドブック
(高木彰彦)・321-322
今井英文:ウォークラリー巡検──生徒主体の巡検学習(川久保篤志)・323-324
小野有五:「新しいアイヌ学」のすすめ──知里幸恵の夢をもとめて(小泉武栄)・325-326
小泉武栄:日本の自然風景ワンダーランド──地形・地質・植生の謎を解く(中村洋介)・327-328
大槻恭一・久米朋宣・笠原玉青編:森林水文学入門(松山 洋)・329-330
荒又美陽・明治大学地理学教室編:東京の批判地誌学(加藤幸治)・331-333
杉江あい:カースト再考──バングラデシュのヒンドゥーとムスリム(浅田晴久)・331-336
地理学関係博士論文要旨(2022年度)・337-342
学界消息・343-345
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・346-354
会 告・表紙2 および355-360
2023年秋季学術大会のお知らせ(第3報)・355-356
地理学評論 Vol. 96, No. 3 2023年 5月
●――短 報
スキー行事によるスキーリゾートの存続の可能性――長野県茅野市車山高原を事例に――
名倉一希・231-250
伊能忠敬の地図作成過程における星測補正
野上道男・251-257
歴史的交通路における歩行時の生理的負担度の定量的評価――江戸時代の東海道箱根峠東坂を事例に――
中田輝男・258-272
●――書 評
福本 拓:大阪のエスニック・バイタリティ──近現代・在日朝鮮人の社会地理
(小泉 諒)・273-274
日本陸水学会東海支部会編:身近な水の環境科学 第2版(松山 洋)・275-277
小疇 尚:ヨーロッパのハイマツ帯(漆原和子)・278-280
学界消息・283-284
会 告・表紙2 および285-290
2023年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, および285-286
地理学評論 Vol. 96, No. 2 2023年 3月
●――論 説
福井県大野市の住民による地下水管理と自治体行政との関係
河村 光・125-145
地方分権に向けた自主財源基盤確立の可能性と課題──東京大都市圏の基礎自治体を事例に──
佐藤 洋・146-173
国政・地方選挙における投票行動の差異──同日選挙の投票率の分析から──
松本健佑・174-193
●――書 評
藤岡換太郎:天変地異の地球学──巨大地震,異常気象から大量絶滅まで(小野映介)・194-195
福井一喜:「無理しない」観光──価値と多様性の再発見(中村 努)・196-197
後藤範章編著:鉄道は都市をどう変えるのか──交通インパクトの社会学(松山 洋)・198-199
2023年日本地理学会春季学術大会プログラム・200‒224
学会消息・225‒226
会 告・表紙2, 3および227‒229
2023年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 96, No. 1 2023年 1月
●――論 説
軽井沢町およびその周辺の新興別荘地区における現役世代のアメニティ移住
鈴木修斗・1‒32
日清・日露戦争期に向けた日本の気象観測網の海外への拡大と電信ネットワーク
小林 茂・33-56
●――総 説
野生動物とジオ多様性の関係に関する研究分野としての動物地理学の可能性
高岡貞夫・57-73
●――短 報
愛知県西尾市のキュウリ産地における農業ICTの受容過程 柏木純香・74-93
地方圏の土地は金融化されるのか?
──津山都市圏におけるメガソーラー開発を事例に── 菊池慶之・94‒109
●――書 評
元木 靖: 南インドの景観地誌──交錯する伝統と近代(木本浩一)・110-111
𠮷水裕也編著: 新3観点の学習評価を位置づけた中学校地理授業プラン(松山 洋)・112-113
中塚雅也・山下良平・斎尾直子編: 農村計画研究レビュー2022(野間晴雄)・114-116
池谷和信: トナカイの大地,クジラの海の民族誌
──ツンドラに生きるロシアの先住民チュクチ(岩田修二)・117-118
学会消息・119-120
2022年日本地理学会秋季学術大会および秋季代議員会記録・121-122
会 告・表紙2,3および123-124
2023年春季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 95, No. 6 2022年 11月
●――短 報
中国農村における社会経済条件からみた住宅被害の地域差──2013年芦山地震の被災地の事例──
黄 璐・351-366
●――書 評
平井松午編: 伊能忠敬の地図作製――伊能図・シーボルト日本図を検証する(出田和久)・367‒369
日本景観生態学会編: 景観生態学(原 裕太)・370‒371
横山 智: 納豆の食文化誌(松山 洋)・372‒373
BSN 新潟放送制作: ラジオ朗読番組記念CD
――イザベラ・バードが見た明治の新潟(小原丈明)・374‒376
日本堆積学会監修,伊藤 慎総編集: フィールドマニュアル 図説 堆積構造の世界(宇津川喬子)・
377‒378
田邉 裕: 境界の政治地理学――境界は動くのか(加賀美雅弘)・379‒380
学会消息・381‒382
会 告・表紙2,3および383‒385
2023 年春季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 95, No. 5 2022年 9月
●――短 報
秩父市荒川白久地区の天狗祭りの再生における住民の反応 貝沼良風・301-316
●――書 評
漆原和子・藤塚吉弘・松山 洋・大西宏治編: 世界の地域問題100(田林 明)・317‒318
池 俊介編著: 地理教育フィールドワーク実践論(秋本弘章)・319‒320
小田切徳美編: 新しい地域をつくる――持続的農村発展論(梶田 真)・321‒322
山田 誠: 戦時改描図論考――偽装された地形図(松山 洋)・323‒324
2022 年秋季学術大会プログラム・325‒339
学会消息・340‒341
2022 年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・342‒347
会 告・表紙2 および348‒350
2023 年春季学術大会のお知らせ(第1 報)・表紙2
地理学評論 Vol. 95, No. 4 2022年 7月
●――短 報
北極評議会による北極地域の拡大と北極地誌 岩田修二・247-262
●――書 評
金田章裕:地形と日本人──私たちはどこに暮らしてきたか
(春山成子)・263-265
奈良県高等学校地理教育研究会編:地理総合の授業(井田仁康)・266-267
小野映介・吉田圭一郎編:みわたす・つなげる自然地理学(小岩直人)・268-270
大田暁雄:世界を一枚の紙の上に──歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生(成瀬 厚)・271-272
鎌田真弓編:大学的オーストラリアガイド──こだわりの歩き方(松山 洋)・273-274
山下清海:横浜中華街──世界に誇るチャイナタウンの地理・歴史(小野寺 淳)・275-276
地理学関係博士論文要旨(2021年度)・277-285
学界消息・286-288
2022年春季学術大会および春季代議員会記録・289-293
会 告・表紙2 および294-299
2022年秋季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2, および294-295
地理学評論 Vol. 95, No. 3 2022年 5月
●――会長講演
空間情報技術が導く地理学方法論の発展──衛星画像を用いた途上国の都市化研究を例に──
村山祐司・169-193
●――論 説
近代移行期の京都における祇園祭山鉾行事の存続要因──都市–祭礼の関係性の再考──
佐藤弘隆・194-220
●――書 評
松宮邑子:都市に暮らすモンゴル人──ウランバートル・ゲル地区にみる住まい空間
(宮内洋平)・221-222
福宿光一:論集 日本の木炭生産地域──(西野寿章)・223–224
桐村 喬編:ツイッターの空間分析(小口 高)・225-226
矢野桂司:GIS──地理情報システム(桐村 喬)・227–228
G. シャマユー著,平田 周・吉澤英樹・中山 俊訳:人間狩り──狩猟権力の歴史と哲学
(荒又美陽)・229-231
上野和彦・小俣利男編:東京をまなぶ(高柳長直)・232-233
米家泰作:森と火の環境史──近世・近代日本の焼畑と植生(佐藤廉也)・234-235
久保倫子・由井義通編:脱成長(ボストグロース)期の日本における空き家の急増
──住宅市場,都市政策,高齢化の進む都市の活性化(堤 純)・236-238
学界消息・239-240
会 告・表紙2 および241–246
2022年秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2, および241-242
地理学評論 Vol. 95, No. 2 2022年 3月
●――論 説
音楽実践によるローカリティの構築――フォルクローレする川俣町――
坂本優紀・101-122
1945(昭和20)年枕崎台風と2018(平成30)年7月豪雨に伴う斜面崩壊の
分布からみた斜面崩壊の免疫性 岩佐佳哉・123-137
●――書 評
井上公夫: 歴史的大規模土砂災害地点を歩く(そのIII)(山本 博)・138‒139
羽田康祐: 地図リテラシー入門(小堀 昇)・140‒141
上杉和央・香川雄一・近藤章夫編: みわたす・つなげる人文地理学(香川貴志)・142‒143
井上 孝・和田光平編: 自然災害と人口(人口学ライブラリー20)(橋本雄一)・144‒145
2022年日本地理学会春季学術大会プログラム・146-162
学界消息・163-164
会 告・表紙2,3および165-168
2022年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2
地理学評論 Vol. 95, No. 1 2022年 1月
●――論 説
長野県白馬村のスキーリゾートにおけるホスト化した外国人の役割
──リゾート発展プロセスにおけるアクターの変遷に着目して──
吉沢 直・1–24
●――短 報
光ルミネッセンス年代測定法を用いた武蔵野台地西部における礫層の堆積年代測定
林崎 涼・鈴木毅彦・25-41
大都市工業集積地外縁部における中小企業間交流の形成と機能
──神奈川県川崎市高津区下野毛地区を事例に── 麻生紘平・42-58
飛騨山脈の立山西面における砂根山の形成 川澄隆明・59-74
インド北西部ラダックにおける農村の変化 神品芳孝・75-88
●――書 評
山口泰史:若者の就職移動と居住地選択──都会志向と地元定着(井上 孝)・89-90
佐々木高弘:シリーズ妖怪文化の民俗地理 4 妖怪巡礼(本多健一)・91-93
学界消息・94-95
2021年日本地理学会秋季学術大会および秋季代議員会記録・96-98
会 告・表紙2,3および99-100
2022年日本地理学会春季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 94, No. 6 2021年 11月
●――論 説
伊能忠敬の測量成果の地図化法 野上道男・427-449
●――短 報
大学の立地と撤退からみた大都市圏郊外における学生マンションの立地展開と住宅市場の動態
──京都府京田辺市を事例に── 栗林 梓・450-467
●――書 評
池谷和信編:食の文明論——ホモ・サピエンス史から探る(荒木一視)・468-469
志村 喬編著:社会科教育へのケイパビリティ・アプローチ
──知識,カリキュラム,教員養成(阪上弘彬)・470-471
石川義孝編著:現代日本における民族的エンクレイブ(山本健兒)・472-474
小谷一明:環境から生まれ出る言葉──日米環境表象文学の風景探訪(成瀬 厚)・475-476
学界消息・477-478
会 告・表紙2,3および479-482
2022年日本地理学会春季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 94, No. 5 2021年 9月
●――論 説
福岡県における海岸林保全活動のネットワーク形成と空間スケール戦略
近藤祐磨・291‒312
1934年夏 Walter Christaller の北欧への旅 杉浦芳夫・313‒347
●――短 報
日本における「二地域居住」の実態と地域振興との関係性
――千葉県南房総市および周辺地域を事例に―― 住吉康大・348‒363
過疎地域における高校運動部の位置づけ
――高千穂高校剣道部の事例―― 和田 崇・364‒380
明治前期の陸軍による脚気転地療養地の選定過程 前田一馬・381‒399
●――書 評
地理教育システムアプローチ研究会・山本隆太・阪上弘彬・泉 貴久・梅村松秀・
河合豊明・中村洋介・宮崎沙織編: システム思考で地理を学ぶ
――持続可能な社会づくりのための授業プラン(秋本弘章)・400‒401
寺本 潔: 地理認識の教育学――探検・地理区から防災・観光まで(田部俊充)・402‒403
大野 新・竹内裕一編著: 地域と世界をつなぐ「地理総合」の授業(香川貴志)・404‒405
河島一仁: 職人集団の歴史地理――出稼ぎ鍛冶の地域的展開(中村周作)・406‒408
2021年秋季学術大会プログラム・409‒417
学界消息・418‒419
2021年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・420‒424
会 告・表紙2および425
2022年春季学術大会のお知らせ(第1報)・表紙2