日本地理学会2025年春季学術大会は,駒澤大学での開催を予定しております..本大会で発表を希望される
会員は,日本地理学会ホームページの「発表予定者へのお知らせ」を参照の上,2025年1月3日(金)正午
~17日(金)23:59の間に登録を行って下さい.登録の際には会員IDの入力が必須ですので御注意下さい.
1.日 程 2025年3月19日(水)~21日(金)(21日は巡検,総会・代議員会は3月18日(火)午後)
2.会 場 駒澤大学(駒沢キャンパス)〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
3.一般発表の形式と方法
一般発表には,①口頭発表と②ポスター発表があります.発表者(連名発表の場合は第1著者および口頭説
明者)は日本地理学会の会員に限ります.口頭発表およびポスター発表を通じて,筆頭で発表(もしくは口
頭説明)できる演題は1題のみです.シンポジウム発表との重複はこの限りではありません.発表申し込み
には会員IDが必要です(会員IDを持たない入会希望者の発表申し込みについては,学会事務局まで問い合わ
せて下さい).会員IDは「地理学評論」送付封筒宛名のラベルに書かれています.
1)口頭発表は,発表時間15分,質疑応答4分です.後日発表されるプログラムの時間に行って下さい.発
表に際してプロジェクタを使用できます.会場での資料配布はできません.プロジェクタを使用する場合に
は,Windows版のPowerPointで起動するファイルをUSBフラッシュメモリに保存して持参して下さい.事前
に各自でウイルスチェックを必ず行って下さい.
2)ポスター発表は,指定された展示場所に掲示し,20分程度の口頭説明を行って下さい.口頭説明の時間
は任意ですが,今大会では,19日(水)午後と20日(祝)の昼休み後を口頭説明のコアタイムとして設定
します.ポスターパネルの標準的な大きさは幅90㎝×高さ180㎝×1枚です.ポスター会場では資料配布も可
能です.
4. 発表申し込み方法
一般発表およびシンポジウム発表は,本学会ホームページから発表登録(登録期間:2025年1月3日
(金)正午~17日(金)23時59分)をすませた上で,発表要旨集版下原稿のPDFファイルを送付して下さ
い.登録の方法や版下原稿の作成要領,送付の手続等については,日本地理学会ホームページの「2025年
春季学術大会発表予定者へのお知らせ」を参照下さい.なお,登録最終日は混み合いますので,余裕をもっ
て登録下さい.
一般発表において,関連する複数の発表を連続する時間帯(口頭発表)あるいは場所(ポスター発表)にま
とめることができます(グループ発表).グループ発表を希望する場合は,その責任者が発表者名と演目を
発表順に記したリストを,1月17日(金)までに学会事務局気付で集会専門委員会までお送り下さい(電子
メール可).また,シンポジウムについては,オーガナイザーがプログラム案を上記期日までにお送り下さ
い.
なお,プログラム編成は集会専門委員会が全体計画の中で行いますので,発表日時に関する要望を受け付け
ることはできません.締切期日および要旨執筆体裁等の規定を厳守して下さい.
5. 研究グループ集会の会場申し込み
研究グループの集会は,3月20日(木)午後に開催することができます.希望される場合は,①研究グルー
プ名,②責任者氏名・連絡先,③開催希望時間(前半あるいは後半のいずれか),④参加見込み人数を1月
17日(金)までに学会事務局気付で集会専門委員会宛に電子メールで申し込んで下さい.会場に限りがあ
るため御希望に添えない場合もあります.会場は提供しますが,その他の準備はできません.会場校の負担
軽減および一般発表の充実に御協力下さい.
6.大会参加申し込み・参加費
大会参加申し込み・大会参加費については,オンラインによる事前登録,郵便振替による事前払い込み制度
を導入しています.詳細については,学会ホームページ(2月下旬頃掲載)でお知らせいたします.その
際,宛名ラベルに書かれている会員IDが必要になります.高校生以下は無料です.
7.高校生ポスターセッション
質疑応答の機会を設け,会長賞・理事長賞を授与する予定です.申し込み方法等詳細は,学会ホームページ
に掲載します.
8.巡検の内容,参加申し込み,参加費
第 1 班「日本地理学会百周年記念巡検「学会創設者山﨑直方の墓所と旧邸を訪ねる」」
開催日 3 月 21 日(金)
趣 旨
日本地理学会創設者・初代会長の山﨑直方(やまさきなおまさ,1870-1929)は現高知市に生まれ,1892
年帝国大学理科大学地質学科卒業後1899~1902年ドイツ(ボン大学・ウイーン大学)留学,帰国後は東京
高等師範学校教授を経て,東京帝国大学理学部教授を兼任し,地理学教室を開設した.1925年に日本地理
学会を創設し,初代会長を務めた.
本巡検では山﨑直方の墓所(多磨霊園)と現存する旧邸(文京区)を訪ねる.移動は公共交通機関を利用
し,多磨霊園の墓所を見学後,各自で茗荷谷駅へ移動し,勤務先でもあった旧東京高等師範学校(筑波大学
文京校舎)にて直孫の山﨑芳男早大名誉教授・山﨑和男広島大名誉教授による直方の動画を視聴し解説をい
ただく.その後,登録文化財となっている小石川の旧邸と占春園(旧東京高等師範学校敷地)などを見学す
る.
コース
西武多摩川線多磨駅(集合)―多磨霊園―山﨑直方墓所―多磨駅(自由移動、昼食各自)―東京メトロ丸ノ
内線茗荷谷駅―(筑波大東京キャンパス)山﨑直方直孫 山﨑芳男氏・山﨑和男氏のお話と動画鑑賞―山﨑
直方旧邸(登録文化財)・占春園見学―茗荷谷駅(解散)
案内者
久保純子(早稲田大)・清水長正(早稲田大・非常勤)・橋詰直道(駒澤大・名誉)
協 力
原田暁之(合同会社ヒノラボ)・三橋浩志(文科省)
募集人員
20 名(会員限定)
参加費
2,000円程度(保険代・会場賃借料など・資料代として)
参加申込締切
3 月10日(月)(定員に達し次第締め切ります)
申込先・問合わせ先詳細:URL https://forms.gle/8BkQhErWLp1HxZfA8
第 2 班「路線価図でまち歩き」
開催日 3 月 21 日(金)
趣 旨
路線価図でまち歩きは地形,歴史に加え,都市計画,開発などその土地に関わるすべてが最終的に土地の価
格に収斂すると考え,土地の価格を手がかりにそのまちの過去,現在,未来を面として理解しようとするも
のです.
今回はこのところ,開発が進んで変化が著しい渋谷をフィールドにします.集合地点は中目黒駅.同駅周辺
で路線価を構成する三つの要素,利便性,住環境,防災性と価格の関係を実地で体感,その後,渋谷まで歩
いて地域,価格の高低の意味をさらに掘り下げつつ,開発がどのような影響をもたらし,今後に続いていく
かを考えながら歩きます.
コース
東急東横線中目黒駅(集合)―烏森小学校周辺―目黒川周辺―西郷山公園周辺―鶯谷町周辺―渋谷駅(解
散)
案内者
中川寛子(株式会社東京情報堂)
募集人員
20 名(会員限定)
参加費
3,000円(保険代・資料代・イヤホンマイク代として)
参加申込締切
3 月10日(月)(定員に達し次第締め切ります)
申込先・問合わせ先詳細:
URL https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeFnRhF4Bd9vKeuT5jv6EvfsXNmoWo9L4-Hq1TVG7XOah-sZw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0