E-journal GEO Vol. 18, No. 2 (2023) の目次

地理教育総説記事

小田隆史・池田真幸・永田俊光・木村玲欧・永松伸吾: 高等学校「地理総合」における防災教育の展開のための教員研修プログラムの開発 199-213

 

地理紀行

前田陽次郎: COVID-19対策下で閉ざされたスウェーデン・フィンランド国境――ハパランダトルニオを訪ねて―― 214-220

 

調査報告

福井一喜: 観光産業のジェンダー不平等――年齢・学歴・雇用形態からみた宿泊業・飲食サービス業における雇用の地域的パターンとそのジェンダー論および観光政策論からみた力学―― 221-246
室岡瑞恵・安藤大成・宮本真人・楠田 聡・内藤一明: 北海道におけるサケマス内水面養殖場の存続できる地理的条件 247-257

 

特集

横山 智: 特集「ラオス小規模社会集団の人口変動と生業変化」によせて 258-263

 

調査報告

高橋眞一・横山 智・西本 太・丹羽孝仁: ラオス中部天水田農村における人口増加と世代による生業の変化  264-278
丹羽孝仁・西本 太・高橋眞一・横山 智: ラオス北部農村における農村間人口移動: ルアンパバーン県HB村における転出入に着目して 279-290
横山 智・高橋眞一・丹羽孝仁・西本 太: ラオス北部における遠隔地農村の人口動態と水田所有 291-308
佐藤廉也・蒋 宏偉・西本 太・横山 智: ラオス中部における焼畑民の食料獲得戦略――食事日誌の副食材料データ分析から―― 309-323
蒋 宏偉・佐藤廉也・横山 智・西本 太: ラオス中部の焼畑農耕民における生活活動の時間配分と空間分布  324-338

 

2023年春季学術大会シンポジウム

次期改訂に向けての小中高地誌学習の新たな方向性 339-341
鈴木康弘・宇根 寛・田中 靖: 関東大震災から百年――あらためて何を学び「地理総合」でいかに教えるか―― 342-345
島嶼火山の自然災害――伊豆諸島における実体と備え―― 346-349
学校教育・生涯学習における地理情報活用の一般化 350-352

寒冷地域の自然地理学――この10年の進歩と将来―― 353-356

 

2023年春季学術大会巡検報告

菊地俊夫・鈴木毅彦・仁平尊明・坂本優紀・宮本保宏・小林健人: 巡検第1班 自然と共生するニュータウンのまちづくり――南大沢地区の挑戦―― 357-360
中川秀一・箸本健二・三橋浩志・荒又美陽: 巡検第2班 大都市圏郊外の建造環境の変化とリノベーション――『オールドタウン』化に抗う多摩ニュータウンの取組み―― 361-366

 

調査報告

岩佐佳哉・熊原康博: 法務省登記所備付地図データを活用した戦前期遺構のマッピング――広島県東広島市における旧呉市上水道の事例―― 367-379
和田 崇: 2030年札幌冬季五輪を推進する側の説明と反対する側の主張 380-399

 

解説記事

小泉佑介: インドネシア2020年人口・住宅センサスにおけるCOVID-19パンデミックの影響 400-411
久保田尚之・塚原東吾・平野淳平・松本 淳・財城真寿美・三上岳彦・ALLAN Rob・WILKINSON Clive:外国船の航海日誌に記録された気象測器データによる江戸時代末期に日本に接近した台風の解析 412-422

 

地理教育総説記事

栗山絵理: 「地理総合」におけるコンピテンシー育成をめざした授業実践 423-437

 

学会行事報告(2023年秋季学術大会シンポジウム)

田部俊充: 世界地誌学習の新たな方向性――ヨーロッパと地誌学習―― 438-441
橋本雄一・三橋浩志・大塚孝泰・石橋 生・栗山絵理・田中隆志・森 泰三・木村圭司・塩﨑大輔: 「地理総合」とGIS教育――教育の実践・評価および教員養成―― 442-445

 

学会行事報告(2023年秋季学術大会巡検報告)

土屋 純・香川貴志・安倉良二・田原和真: 巡検第1班 北摂地域の郊外開発とその変貌 446-449
岡森 啓・額田雅裕・射手矢 武・冨田健太郎・中井香月: 巡検第2班 「荘園絵図の里」日根野と「九条政基旅引付の里」大木の文化的景観と自然環境・地場産業  450-452

 

学会行事報告(2023年秋季学術大会公開講演会・ミニ・エクスカーション)

山内啓之・宇根 寛: 大阪・吹田再発見――古環境・歴史風土・都市のかたち―― 453-456

 

訂正

訂正  E01

 

詳しくは下記サイトを参照下さい.

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ejgeo/18/2/_contents/-char/ja