(19)都市の社会・文化地理学研究グループ - 日本地理学会

                        活動報告:

                                      代表者 荒又 美陽

 今年度は、留学ヴィザ発給の再開、出入国の際の隔離やPCR検査緩和などが始まり、ようやくCovid-19パンデミックによって制限されてきたさまざまな活動が以前の姿を取り戻し始めた。発起人のそれぞれにも先延ばしにしていた出張や業務の処理などがあり、結果として今年度は昨年度よりも活動数は減ったが、春秋の学会が対面で行われ、会場での研究グループ集会が対面とオンラインのハイブリッドで行われるようになるなど、より多様な参加者による議論が行われた一年であった。具体的な活動は以下の通り。

[第45回研究集会]2022年3月10日(木)16時50分~20時、参加者8名。

「ドキュメンタリー映画「牛久」鑑賞、討論会」案内:三浦尚子(立教大非常勤)。

[第46回研究集会]2022年6月6日(月)19時~22時、Zoom開催、参加者13名。

「ドキュメンタリー映画「ソレイユのこどもたち」鑑賞、奥谷監督を迎えた討論会」案内:厚 香苗(大東文化大)。

[第47回研究集会]2022年9月24日(土)15時~17時、対面・Zoom併用、参加者:対面15名、オンライン11名。

「コミュニケーションとコンピュテーション―英語圏人文地理学におけるデジタル地理学の展開―」司会:小泉 諒(神奈川大)報告者:田中雅大(東京大)、コメンテーター:森 正人(三重大)。

[第48回研究集会]2023年3月26日(日)15時~17時に予定。

「重ねがけされる地域―兵庫県淡路島における官民協働型地域開発の系譜―」司会:荒又美陽(明治大)、報告者:林凌(日本学術振興会特別研究員PD)、コメンテーター:中澤高志(明治大)。