巡検は,先着順に必要事項を記入したメールで受け付けます.巡検に参加を希望される方は,参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,会員・非会員の有無を記入し,第1班は,メールもしくは,官製はがきで,第2班はメールで下記参加申込み・問合せ先までお送り下さい.申込み締切りは第1班3月20日(金),第2班3月3日(火)です.折り返し,参加費の支払方法と当日の案内をお知らせします.
第1班 武蔵野の水と人の地誌
趣 旨
この巡検は,日本地理学会の水と人の地誌研究グループが中心となって行うものであり,武蔵野の湧水や河川などの水利用と歴史,土地利用などを新旧の地形図と明治・大正・初期に武蔵野の景観描写をした文学作品も参照して地誌学的な事象を見て回ります.
なお,地理学の一般への貢献および地誌普及のための巡検とはどのようなものかを検討するための議論・意見交換の機会としても行います.
集 合
3月30日(月)9時 JR府中本町駅構内
解 散
3月30日(月)16時 吉祥寺駅を予定
コース
JR 府中本町駅(集合)―JR南武線(鉄道移動;鉄橋より多摩川川原観察)―JR南多摩駅―多摩川―西武多摩川線是政駅(鉄道移動予定)―西武多摩川線多磨駅―旧関東村・東京外国語大学―調布飛行場―野川公園―国分寺崖線―西武多摩川線新小金井駅(鉄道移動予定)-JR武蔵境駅―境山野緑地(独歩の森)-玉川上水―品川用水跡―JR三鷹駅-JR吉祥寺駅―井の頭池
なお,天気等により変更の可能性があります.また,当日のスケジュールによって,解散場所をJR三鷹駅に変更する場合もあります.
*移動のための公共交通機関等の交通費は各自支払いとなります.
案内者
谷口智雅(三重大)・戸田真夏(青山学院大・非)・横山俊一(お茶の水女子大・研)・大八木英夫(日本大)・山下琢巳(城西大)・元木理寿(常磐大)・宮岡邦任(三重大)
募集人員
30名
参加費
500円(資料代,保険代として)
その他
この巡検は,徒歩を中心としているので,歩きやすい服装で御参加下さい.また,集合場所と解散場所が離れていることも考慮してください.
申込締切り
3月20日(金)
なお,募集人員に達し次第巡検参加の受付を締め切らせていただきますので,御了承のほどよろしくお願いいたします.
参加申込み・問合せ先
参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,会員・非会員の有無を記入し,メールもしくは,官製はがきにて,下記宛先までにお送り下さい.
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40 日本大学文理学部 大八木英夫(oyagi@chs.nihon-u.ac.jp)
もしくは お茶の水女子大学 横山俊一(shun-yoko@nifty.com)
第2班 いま東京でできる自然保護――エネルギー・減災対策の最前線を見る――
趣 旨
エネルギーの巨大消費地である東京を維持するために,地方の,本来なら保全されるべき自然が破壊されてきた例は,ダムや原発をはじめとして少なくない.日本地理学会自然保護問題研究グループでは,21世紀の「自然保護」には,東京などの大都市のインフラや住みかたを変え,各地の自然を保全するという視点が必要と考えている.この巡検では,東京都内の,ビル壁面での太陽光発電,屋上緑化によるヒートアイランド対策,雨水貯留槽の設置と活用の事例などのエネルギー・減災対策の実践を見学し,東京でできる自然保護について議論を深めたい.
集 合
3月30日(月)9時15分 JR中央線中野駅
解 散
3月30日(月)17時30分 品川駅
コース
中野駅―妙正寺川調節池(洪水時の遊水地化)―墨田区向島百花園(江戸期の治水対策)・雨水貯留ビルおよび路地尊(手押しポンプ付き雨水貯留槽)・東京スカイツリー駐輪場(雨水集積)―丸の内地区のエコッツェリア協会(環境共生型まちづくり)―東京工業大学環境イノベーション棟(ビル壁面を利用した太陽光発電)―品川駅(解散)
なお,天候等により変更の可能性があります.
案内者
小野有五(北星学園大)・目代邦康(自然保護助成基金)
募集人員
30名
参加費
4,500円(バス代,資料代,保険代,地元NPOのガイド料を含む)
その他
移動はバスで行います.
申込締切り
3月3日(火)
参加申込み・問合せ先
参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,会員・非会員の有無を記入し,メールにて,下記宛先までにお送り下さい.
目代邦康(自然保護助成基金) e-mail:ajg2014sp@gmail.com