(16)少子高齢化と地域問題研究グループ - 日本地理学会

代表者   畠山 輝雄

2015年4月から2019年3月まで、科学研究費補助金 基盤研究(A)の採択を受けて「「社会保障の地理学」による地域ケアシステム構築のための研究」に取り組み、その成果が“Community-Based Integrated Care and the Inclusive Society”というタイトルで日本地理学会『英文叢書』として2021年3月に発行された(著者17名、16章構成)。この書籍は、世界一の高齢社会を迎えた日本における近年の社会保障改革として、「地域包括ケアシステムの構築」と「地域共生社会の実現」に関する取組みの動向を海外に発信するものである。本年度は、前述の書籍刊行を踏まえ、地域共生社会の実現のために地理学が果たす役割を検討するために、オンライン研究会を下記の通り開催した。また、その他メール会議により、科研費申請、出版企画などの情報交換を複数回実施した。

[オンライン研究会]2021年7月22日(木)。

畠山輝雄(鳴門教育大):「地域共生社会に関する政策動向と地理学的貢献に関する検討」

その他、近況報告、研究グループの運営、英書出版の反響、科研費申請、出版企画等について意見交換した。