2024年日本地理学会秋季学術大会は,南山大学での開催を予定しております.本大会で発表を希望され
る会員は,日本地理学会ホームページの「発表予定者へのお知らせ」を参照の上,2024年7月1日(月)
正午~12日(金)23:59の間に登録を行って下さい.登録の際には会員IDの入力が必須ですので御注意下
さい.
1.日 程 2024年9月14日(土)~16日(月)(一般発表・シンポジウムは14日(土)~15日
(日),ただし代議員会は13日(金)午後もしくは14日(土)午前中に予定)
2.会 場 〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町 18 南山大学
3.一般発表の形式と方法
一般発表には,①口頭発表と②ポスター発表があります.発表者(連名発表の場合は第1著者および口
頭説明者)は日本地理学会の会員に限ります.口頭発表およびポスター発表を通じて,筆頭で発表(も
しくは口頭説明)できる演題は1題のみです.シンポジウム発表との重複はこの限りではありません.発
表申し込みには会員IDが必要です(会員IDを持たない入会希望者の発表申込については,学会事務局ま
で問い合わせて下さい).会員IDは「地理学評論」送付封筒宛名のラベルに書かれています.
1)口頭発表は,発表時間15分,質疑応答4分です.後日発表されるプログラムの時間に行って下さい.
発表に際してプロジェクタを使用できます.会場での資料配布はできません.プロジェクタを使用する
場合には,Windows版のPowerPoint 2016で起動するファイルをUSBフラッシュメモリに保存して持参し
て下さい.事前に各自でウイルスチェックを必ず行って下さい.
2)ポスター発表は,指定された展示場所に掲示し,20分程度の口頭説明を行って下さい.14日(土)
17時~18時と15日(日)の昼休み前後を口頭説明のコアタイムとして設定します.ポスターパネルの標
準的な大きさは幅90㎝×高さ180㎝(1枚)です.ポスター会場では資料配布も可能です.
4. 発表申し込み方法
一般発表およびシンポジウム発表は,本学会ホームページから発表登録(登録期間:2024年7月1日(月)正午~7月12日(金)23時59分)をすませた上で,発表要旨集版下原稿のPDFファイルを送付して下さい.登録の方法や版下原稿の作成要領,送付の手続等については,日本地理学会ホームページの「2024年秋季学術大会発表予定者へのお知らせ」を参照下さい.なお,登録最終日は混み合いますので,余裕をもって登録下さい.
一般発表においては「グループ発表」として,関連する複数の発表を連続する時間帯(口頭発表)ある
いは場所(ポスター発表)にまとめることができます.グループ発表を希望する場合は,代表者が発表
者名と演目を発表順に記したリストを,7月12日(金)までに集会専門委員会まで電子メールでお送り下
さい.また,シンポジウムについては,オーガナイザーがプログラム案を上記期日までにお送り下さい
(発表登録は上記の方法で各自が必ず登録して下さい).
なお,プログラム編成は集会専門委員会が行い,発表者が日時に関して要望することはできません.ま
た,締切りや要旨の書式が守られていない申し込みは受け付けられません.
5. 研究グループ集会の会場申し込み
研究グループの集会は,9月15日(日)13時~17時に開催できる予定です.希望される場合は,①研究
グループ名,②責任者氏名・連絡先,③開催希望時間(13時~15時あるいは15時~17時のいずれか),
④参加見込み人数を7月12日(金)までに学会事務局気付で集会専門委員会宛に電子メールで申し込んで下さい.会場の都合で御希望に添えない場合もあります.また学会が提供するものは会場のみです.
6.大会参加申し込み・参加費
大会参加費の支払いについては,指定銀行口座への事前払い込み制度を御利用下さい.当日会場払いの
参加費は,事前振り込みの場合よりも500円高く設定されます.事前払い込みの締切りは9月6日(金)
の予定です.締切りを過ぎた場合は当日会場で参加費をお支払い下さい.
なお,事前払い込みにはあらかじめオンラインによる大会参加登録が必要です.事前払い込みを御利用
下さいますようお願いいたします.
詳細については,学会ホームページ(8月上旬頃掲載)でお知らせいたします.その際にも宛名ラベルに
書かれている会員IDが必要になります.なお,高校生以下は無料です.
7.託児所について
お子様を連れて御参加の方は,名古屋駅の託児施設「一時お預かり専用託児所はないと」を御利用でき
ます.
託児所利用希望の方は,直接申し込んで下さい.利用時間帯,利用料金,支払方法等の詳細につきまし
ても直接お問い合わせ下さい.
なお,ご予約の際には特記事項欄に「日本地理学会学術大会に参加」と御記載下さい.
・託児所はないと 予約サイトURL https://hanaito.co.jp/reservation/
8.高校生ポスターセッション
秋季大会においてはオンライン(質疑応答の機会あり)で実施します.優秀作品の表彰も行います.
申し込み方法等詳細は,学会ホームページに掲載します.
第1班「尾張名古屋の過去・現在・未来」
開催日 9月16日(月)
趣 旨
尾張名古屋の成り立ちを,沖積低地上での人の営みが始まった弥生時代前期まで遡り,特に清洲越し
(熱田台地上への名古屋城築城に伴う氾濫原上の清洲からの都市移転)後の町並みと商工業の発展の歴
史について,地形や水環境との関係も踏まえつつ学ぶと共に,現在建設中のリニア中央新幹線の将来的
影響についても考察する.
集合
2024年9月16日(月)9:00 名古屋駅JRセントラルタワーズ15F
解散
2024年9月16日(月)16:30 名古屋駅
コース
名古屋駅JRセントラルタワーズ15F(名古屋市街地・リニア新幹線工事現場展望)―四間道町並み保存地
区(名古屋城下町の堀川沿いの商人のまち)―円頓寺商店街(門前町として発展した新旧融合した下町
的商店街)―堀川(名古屋城築城の資材運搬のために開削された水路)―名古屋城外堀通名鉄瀬戸線堀
川駅跡(瀬戸物の積み出しを目的としたかつての名鉄瀬戸線ターミナル駅)―ノリタケの森(近代化産
業遺産群に認定された明治期から続く陶磁器メーカー施設,隣接するイオンモールで各自昼食)―トヨ
タ産業技術記念館(トヨタの原点である織機の試験工場跡地に作られた繊維機械と自動車技術の変遷を
紹介した施設)―清洲城(名古屋城築城前の尾張の中心)―あいち朝日遺跡ミュージアム(弥生時代前
期から古墳時代前期まで営まれた大規模集落)―名古屋駅解散
*名古屋城外堀通まで徒歩,外堀通から貸切バスで移動
案内者
藤本 潔・大八木英夫・福本 拓(南山大),服部亜由未(愛知県立大)
募集人員
30名(会員限定)
参加費
5,500円程度(バス代・施設入館料・保険代・資料代として(昼食代別).参加人数によって1人当たり
バス代が変動するため,参加人数確定後に決定します)
申込締め切り
8月31日(土)(定員に達し次第締め切ります)
申込先
URL https://forms.gle/srKpo57eLrWmAmWLA
第2班「高杉さん家のオトク旅――在来資源を生かした村のチャレンジを探る」
開催日 9月16日(月)
趣 旨
地理学を取り上げた漫画,柳原望『高杉さん家のおべんとう』の重要な舞台である恵那市串原地区およ
び明智町を訪問し,中山間地域の環境,生物・文化資源を生かした地域作りと知識と技術の継承,人々
の努力・工夫,経験を実地に学び、将来に向けた取り組みの可能性を考察する.
集合
2024年9月16日(月)9:30 中央西線瑞浪駅前
解散
2024年9月16日(月)16:15 明知鉄道明智駅
コース
瑞浪駅前集合(9:30)―串原振興事務所(串原地区の概要と地域おこしの歴史)―ヘボミュージアム
(クロスズメバチ食文化と生態展示見学)―ヘボ追いのエサ付け体験―ささゆりの湯(山上の温泉,
ヘボ五平餅の昼食)・近隣散策(オートキャンプ場,直売所,農園,フジバカマ栽培地など)―林業現
場見学(当日の現場・仕事次第で変更あり)―隆起準平原地形と土地利用見学―山のハム工房ゴーバル
(製造工程見学・取組説明)―ヘボ農業(生物的防除による無殺虫剤栽培の試み)―明智町大正村浪漫
亭(大正時代の町並みを保存した大正村のセンター施設・取組説明)―大正村散策―明智駅解散(16:15)
*その後は東濃鉄道バスで瑞浪駅もしくは明知鉄道で恵那駅へ(各自負担)
*参考:名古屋8:20発→瑞浪9:19着,明智(バス)16:20発→瑞浪乗換→名古屋18:20着もしくは明智
(明知鉄道)16:47発→恵那乗換→名古屋18:57着
*瑞浪駅から明智駅まで貸切バスで移動します.
*当日の天候等により内容の変更があり得ます.
*参考URL:
串原地区 http://kushihara-kankou.jp/kushihara-2,
へぼがーるず https://www.chunichi.co.jp/article/359247,
山のハム工房ゴーバル https://gobar.shop-pro.jp,
大正村浪漫亭 https://ena-romantei.com
案内者
野中健一(立教大),安江健一(富山大),三宅明(木根しだれ桃の里),堀武治(串原へぼ愛好
会),三宅正子(へぼがーるず),三宅大輔(串原林業)、桝本尚子(山のハム工房ゴーバル),中村
みはる(恵那市)他
募集人員
20名(会員限定)
参加費
3,000円(昼食代・保険代含む)
申込締め切り
8月31日(土)(定員に達し次第締め切ります)