1. 大 会 日 程
3月18日(月) | 15時00分~17時00分 | 臨時総会・代議員会(17号館17410室) |
3月19日(火) | 9時00分~16時00分 | 口頭発表 |
10時00分~17時00分 | ポスター発表 (コアタイム:16時~17時) | |
10時00分~17時00分 | 緊急シンポジウム「令和6年能登半島地震」ポスター発表 (コアタイム: 16時~17時) | |
9時00分~12時00分 | シンポジウムS1:緊急シンポジウム「令和6年能登半島地震」(第1会場)(日本地理学会災害対応本部主催公開シンポジウム) | |
9時00分~12時00分 | シンポジウムS2:次期改訂に向けての小中高地誌学習の新たな方向性(第2会場)(日本地理学会地理教育公開講座委員会主催公開シンポジウム) | |
13時00分~16時00分 | シンポジウムS3:災害地理学の発展をめざして――日本地理学会の災害対応開始から四半世紀の歩みと今後の展望――(第1会場)(日本地理学会災害対応委員会主催公開シンポジウム) | |
15時05分~15時50分 | 2022年度吉野賞受賞記念講演(第2会場) | |
16時15分~16時45分 | 表彰式(第1会場) | |
17時00分~17時40分 | 会長講演(第1会場) | |
18時00分~20時00分 | 懇親会(アイビーホール) | |
3月20日(水) | 9時00分~16時00分 | 口頭発表 |
9時00分~15時00分 | ポスター発表(コアタイム:11時40分~12時10分) | |
9時00分~15時00分 | 高校生ポスターセッション(コアタイム:12時~13時) | |
9時00分~12時00分 | シンポジウムS4:国際地理教育界におけるカリキュラムとペダゴジーをめぐる研究の展望――「ジオ・ケイパビリティズ」プロジェクトを基軸に――(日本地理学会地理教育専門委員会主催公開シンポジウム)(第1会場) | |
9時00分~11時40分 | シンポジウムS5:救援活動拠点・避難所の配置と地理学の貢献(第2会場) | |
13時00分~16時30分 |
シンポジウムS6:地形・植生・人の見えないつながりを見える化する――高精細地理情報を用いた流域内コネクティビティの研究――(第1会場) | |
13時00分~16時30分 | シンポジウムS7:生活を支える流通・サービスの協同空間(第2会場) | |
13時00分~17時00分 | 研究グループ集会 | |
16時00分~18時30分 | 公開講座 GIS公開講習会 | |
3月21日(木) |
10時00分~17時00分 | 巡検第1班 |
2.大 会 会 場
青山学院大学(青山キャンパス)
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
受付 | 17号館3階ラウンジ2 | ||
第1会場 | 17号館3階 | ポスター会場 | 17号館5階ラウンジ1~3 |
第2会場 | 17号館3階 | 緊急シンポジウムポスター会場 | 17号館4階ラウンジ1(3月19日) |
第3会場 | 17号館3階 | 高校生ポスター会場 | 17号館4階ラウンジ1~3(3月20日) |
第4会場 | 17号館4階 | 書籍等展示 | 17号館4階 |
第5会場 | 17号館4階 | 会員控室 | 17号館3階 |
第6会場 | 17号館4階 | 懇親会 | アイビーホール |
第7会場 | 17号館5階 | ||
第8会場 | 17号館5階 |
会場案内図・会場配置図
キャンパスに入構する際は正門を御利用下さい.懇親会場のアイビーホールはキャンパスに隣接していますが,直接アクセスできません.詳しくは当日、御案内します.
3.会場への交通案内
JR山手線・東京メトロ等「渋谷駅」より徒歩10分.「表参道駅」より徒歩5分.駐車場はございませんので,公共交通機関でお越し下さい.
会場への交通アクセス https://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html#anchor_01
4.大会参加の諸費用
当日支払大会参加費: | 正会員 | 5,000円 |
正会員(学生会員) | 3,000円 | |
一般(非会員) | 5,500円 | |
学生(非会員) | 3,500円(ただし,高校生以下は無料) | |
当日支払懇親会費 | 7,000円(院生・学部学生4,000円) |
公開シンポジウムおよび高校生ポスター発表のみ参加される非会員の大会参加費は無料です.
発表要旨集:2,000円 会場受付で販売します.
当日支払大会参加費の領収についてはレシートを発行します.特に,領収証を必要とされる方は,受付手続きの際にお申し出下さい.
5.シンポジウム概要
・シンポジウムS1:緊急シンポジウム「令和6年能登半島地震」
令和6年能登半島地震は海底活断層の活動により引き起こされ,激しい海岸隆起や斜面崩壊,津波,液状化等を伴い,のどかな能登地域を一変させた.活断層は知られていたが地震予測や災害対策は遅れた.そして地域・社会構造を揺るがしかねない深刻な震災を招いた.いまだ全貌がつかめない中で,本シンポジウムは地震直後の地理学研究の成果から,地震に伴う地変や被害の状況を把握し,地域社会への中長期的影響を議論し,復興に向けて地理学に何ができるか考えることを目指したい.
→プログラム
・シンポジウムS2:次期改訂に向けての小中高地誌学習の新たな方向性
2024年春季学術大会シンポジウム(第45回地理教育公開講座)のテーマは「次期改訂に向けての小中高地誌学習の新たな方向性」である.日本地理教育学会小中高一貫地理教育カリキュラム研究会(2022年度・2023年度)では一貫地理教育カリキュラム理論の構築を目指して,一貫軸とそれらの関係性や実践的知見などの議論の掘り下げを行ってきた.研究会の知見を加え,さらに議論を深めたい.
→プログラム
・シンポジウムS3:災害地理学の発展をめざして
――日本地理学会の災害対応開始から四半世紀の歩みと今後の展望――
日本地理学会は2001年に災害対応委員会を立ち上げ,まもなく四半世紀が経過する.この間,東日本大震災等の多くの災害に学会として対応し,ハザードマップや地形分類図の普及,地理教育における防災教育についても地理学的視点から検討してきた.日本社会の持続可能性が改めて問われ,地理学にも貢献が求められている今日,これまでの取り組みを振り返ると共に災害地理学の発展をめざした今後の展望について議論したい.
→プログラム
・シンポジウムS4:国際地理教育界におけるカリキュラムとペダゴジーをめぐる研究の展望
――「ジオ・ケイパビリティズ」プロジェクトを基軸に――
2012年に英米を中核に開始された地理教育国際共同研究「ジオ・ケイパビリティズ」プロジェクトは,英米圏以外にも広がり,日本をはじめとしたアジア圏でも取組が進んできた.また,研究内容も,カリキュラムに加えて,ペダゴジーや教員養成に拡大している.そこで,海外招聘研究者講演を交え同プロジェクトの国際的到達点の共通認識を図るとともに,日本の地理教育研究・実践についてグローバルに展望したい.
→プログラム
・シンポジウムS5:救援活動拠点・避難所の配置と地理学の貢献
大規模災害が発生した時に,いかにして迅速で効果的な救援活動を展開するかは喫緊の課題である.こうした立場から本シンポジウムでは南海トラフ地震を念頭に,被害が想定される地域において,迅速で効果的な活動を実施するための救援活動拠点や避難所の配置に関して人文地理学,自然地理学およびGISの観点から議論する.
→プログラム
・シンポジウムS6:地形・植生・人の見えないつながりを見える化する
――高精細地理情報を用いた流域内コネクティビティの研究――
陸域での基本単位である流域内の地形-植生-人間社会の相互接続性(コネクティビティ)の解明と防災への応用が重要な課題である.急速に発展するドローンやレーザースキャナなどの技術は,蓄積された過去数十年の空中写真や衛星画像と組み合わせることで,コネクティビティを時空間的に高精細に分析する強力な手段となる.本シンポジウムでは国際的動向も踏まえ,コネクティビティに関する研究成果と今後の方向性を議論する.
→プログラム
今般の日本の経済・社会環境の変化により,流通・サービスの世界にも大きな変革の波が押し寄せている.流通・サービス分野では,従来個別に検討された経済空間や公共空間,サードセクターが形成する空間とは異なり,多様化,複雑化する生活のニーズに対して,複数の企業や組織が協同して生活を支えようとする動きがみられる.本シンポジウムでは ローカルな地域で形成される,流通・サービスの協同空間の意義と可能性を議論したい.
→プログラム
6.食事の案内
昼食の手配はありませが,発表会場となる17号館の1階にある学食と1号館内のコンビニエンスストアは,3月19日(火),20日(水・祝)のいずれも営業しています. また,会場周辺にはレストラン等が多数立地しております.青山学院高等部生徒が作成する会場周辺のランチマップも用意します.
7.託児所について
大会会場近隣に位置する以下の2か所の託児所について,それぞれ最大3名の枠を確保してあります.託児所利用希望の方は,3月12日(火)までに直接申し込んで下さい.利用時間帯,利用料金,支払方法等の詳細につきましても直接お問い合わせ下さい.
・パソナフォスター 電話 03-6734-1281 URL https://00m.in/bGDEA
・ミライラボキッズ 電話 070-5073-3760 URL https://www.mirailabo-kids.com/
8.巡検の集合時間・場所
第1班 渋谷川・古川の支谷を歩く
3月21日(木) 10時 東京メトロ麻布十番駅
9.口頭発表について
プログラム中の人名の*印は口頭発表者を表します.発表時間は討論・交代時間を含めて19分とし,1鈴12分,2鈴15分(発表終了),終鈴19分(討論終了)となります.発表時間枠が固定されていますので,発表者および座長は発表時間を厳守して下さい.
なお,液晶プロジェクターの使用者はWindows版のPowerPoint2021で正常に表示されることを確認したファイルを, USBメモリー (Type-A端子,Windows で読み込めるフォーマット)に保存して御持参下さい.会場校で用意するPCのOSはWindows11です.事前に各自で必ずウイルスチェックを行い,発表会場の午前,午後の最初の発表開始20分前までに会場係に渡して下さい.報告後,パソコン上のファイルは御自身の責任で削除をお願いいたします.
10.ポスター発表について
ポスター発表は,3月19日(火)10時~17時と20日(水)9時~15時に,ポスター会場(17号館5階ラウンジ1~3)で行います.展示場所を指定しますので,この場所で口頭説明を行って下さい.口頭説明の時間は任意ですが,今大会では,19日(火)の16時~17時と20日(水)の11時40分~12時10分を口頭説明のコアタイムとして設定します.発表者はこの時間帯に20分程度の口頭説明と質疑応答を行って下さい.ポスターの標準的なサイズはA0サイズ(841mm×1189mm)1枚です(このサイズ以下であれば掲示は可能です).会場での資料等の配布は自由です.
掲示方法は会場係の指示に従って下さい.掲示に必要な画鋲類は,用意しております.展示物は3月19日(火)9時から掲示できます.3月20日(水)15時から16時の間に各自の責任で片付けて下さい.20日(水)16時の時点で片付けられていないポスター等は,大会実行委員会にて処分します.
11.出張依頼状について
出張依頼状の必要な方は,1.出張期間 2.依頼状提出先 3.依頼状送付(返信)先を明記し,切手を貼付した返信用封筒を同封の上,学会事務局へお申し込み下さい.
12. 公開講座 GIS公開講習会:「 Let’s DX! スマホで見られる校外学習のしおりを GIS で作ってみよう」
主催:日本地理学会地理教育専門委員会,協力:ESRIジャパン
日時:3月20日(水) 16時~18時30分
会場:青山学院高等部PC実習室B
この会場はメイン会場と離れているため,当日はスタッフが同所まで案内いたします.参加者は
15時50分までに17号館3階受付前に集合して下さい.
対象者:小中高の先生,地理教育に関係のある方
内容:
学習指導要領に記載されている GIS は地理総合以外にも御活用いただけるのを御存知でしょうか.
今回は主に小中高の先生方を対象として,GIS を用いた校外学習のしおり作りのデジタル化について学びます.
今まで紙で作成してきた行程表や事前学習内容の表示を,作成から閲覧まで全て GIS で行います.
事前学習結果や当日の班別行動の状況をマップに可視化するための調査票,調査票で収集した情報やハザードマップなどのオープンデータを用いた「しおり」に載せるマップの作成方法を習得し,最終的にリアルタイムで情報が可視化されるマップの作成を体験します.
ペーパーレス化により SDGs の取り組みになるとともに,班別行動の状況をマップ上でリアルタイムでモニタリングできるため,先生方の校外学習中の負担軽減になり,ICT 教育としても活用できます.
作業はソフトのインストールは不要でインターネットさえあれば利用可能なクラウド GIS「ArcGIS Online」を用いて行うので,新学期からすぐに導入できます.奮って御参加下さい.
※操作は会場に用意された PC で実施しますが,成果物をスマートフォンやタブレットで御確認いただくことも可能です.御希望の方はインターネットに接続可能なスマートフォンやタブレットを御持参下さい
申込期限:3月18日(月)12時まで
定員:40名
申込先 URL https://www.esrij.com/events/details/172971/
13.地域調査士,GIS学術士相談室の開設について
資格専門委員会では地域調査士,GIS学術士制度相談室を開設します.科目認定申請に関わる大学関係者対象の事前相談の場として御活用下さい.
日時:3月19日(火)13時~15時
場所:17号館17604室
14.無線LAN利用について
大会当日は,eduroamによるインターネット接続が利用可能です.eduroamに参加している教育研究機関の御所属の方は,以下のWebページを参考に事前に利用アカウントの申請と利用端末の設定をお願いします.
eduroamJP:https://www.eduroam.jp/
eduroamに参加している機関以外の御所属の方は,青山学院大学で発行したゲストアカウントの御利用ができますので,当日受付の際にお申し付け下さい.ゲストアカウントは数が限られていますので,御利用になれない場合もあります.
15.学内での喫煙について
指定喫煙所を除き,大学の敷地・施設内で全面禁煙化されています.キャンパス内の喫煙場所は,中庭から15号館と2号館の間の道を抜けた2号館の建物の裏手(西側)にあります.学会ホームページの会場案内図を御ご参照下さい.
16.大 会 役 員
大会実行委員長:井上 孝(青山学院大),副委員長:三條和博(青山学院大)
大会実行委員:須田昌弥(青山学院大),田中耕市(青山学院大),保屋野 誠(青山学院高等部),岡村星児(青山学院高等部),水野祐輔(青山学院中等部),戸田真夏(青山学院大・非),須山 聡(駒澤大),長尾謙吉(専修大),草野邦明(群馬大)
※本大会は青山学院大学経済学会の補助を受けています.
春季学術大会における各研究グループの研究集会開催について
1.日時および会場 3月20日(水)午後.17号館5階,6階で開催されます.会場はグループ名の後に示します.
2.集会および話題提供
―13時~15時開催―
持続可能な観光地域研究グループ(3階17304室)
籅谷玲香(横浜市立大・学):カナダ・トロントにおける商業構成と景観にみるエスニックタウンの多様性――人口分布を踏まえたエスニックツーリストタウンへの展望――
石井楽夢(横浜市立大・学):伊豆半島におけるキャンプ場の立地と地形の特性
内田崚太(帝京大・学):三峰講社の登拝形態と特徴の変化――2000年代以降の講組織を中心に――
産業経済の地理学研究グループ(3階17305室)
都市気候環境研究グループ(4階17404室)
高畠 亮(筑波大・院)・中村祐輔・日下博幸(筑波大):高品質なGISデータを用いた日本の都市におけるLocal Climate Zoneマップの作成
三上岳彦(都立大・名誉):小学校百葉箱を利用した気温の定点観測とその課題
中国地理研究グループ(4階17405室)
任 海(日本大):土地使用権の市場化に伴う上海市の都市更新
水文地理学研究グループ(5階17504室)
国際経済・経営地理学研究グループ(5階17505室)
阿部康久(九州大)・桑 雯月(九州大・院):ポストコロナ期の中国における大卒者の就職先・希望地の変化と日系企業の対応
GISと社会研究グループ(6階17604室)
田中雅大(東京大):GISの認識論に関する批判的議論の展開
土地利用・陸域変化研究グループ(6階17605室)
―15時~17時開催―
地図・絵図資料の歴史GIS研究グループ(3階17304室)
平井松午(徳島大):伊能図の特徴と作図法
佐伯勇成・半田昌規(半田九清堂):伊能図の修理と作図情報
都市の社会・文化地理学研究グループ(3階17305室)
清水麻帆(文教大):スケートボードは都市を再生させるのか―スケートボード文化の重要性
コメンテーター:山口晋(目白大) 司会:半澤誠司
エスニック地理学研究グループ(4階17404室)
宋 弘揚(梅光学院大):中国における技能実習生の送り出しと移住インフラストラクチャー
澤 宗則(神戸大):リトルダッカの形成――東京都北区東十条を事例に――
都市地理学研究グループ(4階17405室)
本多広樹(山形大):アクセスからみた先端技術の活用による地域の変化
西山弘泰(駒澤大):地方都市における人口動態と市街地の動向
近代日本の地域形成研究グループ(5階17504室)
社会調査・地域統計研究グループ(5階17505室)
松本健佑(大阪大・院):因果推論を用いた地理学研究の可能性
空間的な視野に基づく交通研究グループ(6階17604室)
成熟社会におけるローカル・ガバナンスの地理学研究グループ(6階17605室)