日時 10月24日(土)13時30分~15時30分
会場 第5会場(琉球大学教育学部104教室)
テーマ 地理教育,はじめの一歩はどうするの?
報告者 荒木一視(山口大),川田 力(岡山大),西岡尚也(琉球大)
コメンテーター 儀間奏子(名護市立大北小学校),中村謙太(八重瀬町立東風平中学校)
共催 沖縄地理学会
後援 沖縄県教育委員会
参加費 無料(事前申し込み不要)
問合せ 西岡尚也(琉球大学教育学部),電話098-895-8410
趣旨
近年わが国における学校教育では,地理教育分野の低迷が課題となっています.沖縄県でも例外でなく,「どうも地理は苦手だ」「何をどう教えたらよいか分からない」という教員が増えています.
実際に小学校で「地理」という科目が時間割に組み込まれているわけではありません.しかし,高学年では「社会」,低学年では「生活」という科目の中に地理的な内容は登場してきます.そしてこれが子供たちが「はじめて習う地理」になるのです.その後,中学校や高校へ進むと「社会科:地理」として,また「地理歴史科:地理」としての地理教育を受けることになります.それならば,すなわち上の学校に入って「地理」を習うのだから,小学校では「それなりに勉強させればよいだろう」とは考えないでください.むしろ「小学生だからこそ大切なこと」をきちんと教えてもらいたいのです.
本公開講座では,参加者の皆さんと一緒に「地理教育のスタート」では何が必要か,そして「地理教育全体の意味」について考えていきたいと思います.
地理教育に関心のある方,教員・保護者・学生・一般の方,どなたでも自由にご出席ください.多数の皆様の参加をお待ちしています.