3月30日(月)に以下の巡検を実施いたします.巡検は,先着順に受け付けます.参加希望者は,申込先に往復葉書でお送り下さい.その際は,往復葉書往信部に参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属を記入(返信用に受取人住所,氏名を記入)の上,申込先までお送り下さい.申し込みの締切りは2月28日(土)です.折り返し,参加費の支払方法と当日の案内をお知らせします.
「大都市の都市域における農業・農村空間の商品化とその持続性を考える-東京都練馬区における都市農業の新たな展開をあるく・みる・きく-」
《主旨》この巡検は,日本地理学会持続的農村システム研究グループが中心となって行うものであり,都市域の農村や農業を徒歩巡検で観察しながら,農業・農村空間の商品化の諸相と存在形態を検討することを主な目的にしている.特に,今回の巡検では東京都練馬区の都市農業地域を対象とし,都市域でのさまざまな農業・農村空間の商品化の様相を観察する.従来の都市域でみられる市民農園の存在形態を現地で観察し議論することはもちろんのこと,市民農園の新たな形態としての区民農園や農業体験農園の様相も観察し議論する.さらに,都市農業の新たな姿として地産地消の実態を農園レストランを通じて考える.練馬区では,専門の料理人のレストランが農園レストランとして立地し,料理人は地元の新鮮で安心安全な野菜を使って旨い料理を都市住民に提供している.巡検では農園レストランで昼食をとりながら,都市農業の役割や商品化について議論する.
集 合: 3月30日(月)9時,(都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅改札出口)雨天決行
解 散: 西武池袋線「大泉学園」駅17時(予定)
コース: 光が丘駅-光が丘団地(大規模団地)-旭町市民農園-越後山の森緑地-中里の富士塚-もみじ山公園-La毛利(農園レストラン 昼食)-風の学校(農業体験農園)-区民農園-白子川-清水山憩いの森-土支田農業公園(練馬区の農業指導農園)-びくに公園-JAあおば農産物直売所-大泉学園駅(集合駅と離れていますので注意ください)
* 現地までの交通費は,自己負担となります.御了承下さい.
案内者: 菊地俊夫(首都大),山本 充(埼玉大),宮地忠幸(国士舘大),小原規宏(茨城大),有馬貴之(首都大)
募集人数: 20名程度
参加費: 2,000円(昼食代と資料代)
地形図: 10,000分の1地形図の「大泉学園」と「高島平」
その他: この巡検は,徒歩を中心としたものですので,歩きやすい服装で御参加下さい.参加費には農園レストラン(洋食スタイル)での昼食代が含まれています.また,集合場所と解散場所が離れていることも考慮して下さい.
申込先: 〒192-0364 八王子市南大沢2-2 パオレビル10階
首都大学東京 都市環境科学研究科 菊地俊夫
電話 042-670-4324 FAX 042-670-4312 e-mail:kikuchan@tmu.ac.jp