1.期 日 2008年3月29日(土)~3月31日(月)
(ただし総会・代議員会は3月28日(金))
2.会 場 獨協大学
3.連絡先 〒340-0042 草加市学園町1-1 獨協大学
犬井 正
秋本弘章
4.一般発表の形式と方法
一般発表の形式には,?口頭発表,?ポスター発表があります.どちらの形式でも発表としてはまったく同格です.発表者は会員に限ります.連名発表の場合は第1発表者および口頭発表者は会員に限ります.
1)口頭発表 口頭発表は1人につき1題とします.ただし,シンポジウム発表,ポスター発表との重複,本人が口頭発表や説明を行わない連名発表との重複はかまいません.口頭発表は発表時間15分,質疑応答4分ですので,必ず15分でまとまるように準備して下さい.大会の円滑な運営のために発表時間を固定しますので,各自の発表の日時は後日発表されるプログラムを参照して下さい.大会運営の合理化のため,発表は要旨集とプロジェクターの使用を原則とし,会場での資料の配布は御遠慮下さるよう強く要望します.OHPは使用できません.プロジェクターの使用者は,Windows版のPowerPoint 2003 で正常に表示されることを確認したファイルをUSBフラッシュメモリー(Windows で読み込めるFormat)に保存して御持参下さい.フロッピーディスクの使用は御遠慮下さい.個人のパソコンの持ち込みは事前に御連絡下さいますようお願いいたします.詳細については会場校ホームページ http://www2.dokkyo.ac.jp/~doky0013/ を参照して下さい.
2)ポスター発表 ポスター発表は1人につき1題とします.ただし,シンポジウム発表,口頭発表との重複,本人が口頭発表や説明を行わない連名発表との重複はかまいません.ポスター発表は展示場所と1~2時間程度の質疑応答の時間帯を指定しますので,この間に展示の場所で20分以上の口頭説明を行って下さい.ポスターの大きさの標準は幅90cm×高さ180cm×1枚です.発表スペースに制約がありますので,要望に添えないこともあります.会場での資料・別刷の配布は自由です.
5.webによる発表登録システムについて
第80巻第13号で告知いたしましたように,webによる発表登録システムが導入されています.このシステムはまだ試行的なものであり正式な申し込みは従来どおり郵送(締切り:1月17日(木))で行っていただく必要がありますが,将来は本格的に導入する予定ですのでぜひ御協力下さい.登録期間は12月19日~1月16日(郵送によるものと異なります)です.webによる登録期間に登録番号を入手し,発表要旨集版下原稿と第13号綴じ込みの「発表申し込み票A片またはC片」にその登録番号を記入して下さい.詳細については,日本地理学会ホームページの「webによる発表登録システムに関するお知らせ」を御覧になって下さい.
6.研究グループの会場申し込み
研究グループの集会は,3月30日(日)13時~17時の間に設定する予定です.部屋を用意しますので,開催希望のグループは,グループ名,責任者氏名,連絡先,開催希望時間,参加見込み人数を文書で(書式は自由),1月17日(金)までに,日本地理学会集会専門委員会あてに申し込んで下さい.会場数が少ないので,時間帯については御希望にそえない場合もあります.なお,会場校ではグループの研究発表に関わる準備はいたしません.会場校の負担軽減に御協力下さい.
7.「大会発表要旨集」の購入について
定期購読をお勧めいたします.希望者は,本号第3表紙を参照の上,別途お申し込み下さい.学会当日の販売価格は2,500円です.
8.大会・懇親会・巡検の参加費
大会参加費:正会員 2,000円
正会員(院生・学部学生) 1,500円
一 般(非会員) 2,500円
懇親会費 :5,000円(ただし,院生・学部学生3,000円)
巡検参加費:500円
9.巡検計画の概要および参加申込み
巡検は,先着順に受け付けます.巡検に参加を希望される方は,往復葉書往信部に参加者氏名,住所,電話番号,所属を記入(返信用に受取人住所,氏名を記入)の上,下記宛にお送り下さい.締切りは2008年2月29日(金)です.折り返し,参加費の支払方法と当日の案内をお知らせします.
巡検申し込み葉書送付先:〒192-0937 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 都市環境学部 菊地俊夫
テ ー マ:大都市近郊における農村空間の商品化とその持続性を考える--松戸市から葛飾区をあるく・みる--
趣 旨:この巡検は,日本地理学会持続的農村システム研究グループが中心となって行うものであり,大都市近郊を徒歩巡検で観察しながら,農村空間の商品化の諸相と存在形態を検討することを主な目的にしている.特に,今回の巡検では東京東郊の松戸市から葛飾区までの近郊農業地域を対象としており,さまざまな農村空間の商品化の様相が観察できる.松戸市では「二十世紀が丘」を訪ね,二十世紀梨のブランドを生み出した農村空間の都市化による変容を台地上の伝統的な農業空間と比較観察する.次に,松戸市矢切地区において農村空間の商品化の諸相を観察する.ここでは,伊藤左千夫の「野菊の墓」や演歌の「矢切りの渡し」などを契機にして,農村空間の商品化が進み,近郊農業の外延的立地移動と相まって,農業・農村景観が維持されている.矢切地区における農村空間の商品化は,メディアによるイメージづくりと,そのイメージに対応した農業生産活動の維持,およびつくられた農村イメージのサポーター(農村観光客や農家集団)の存在と,農村・農業景観の整備再編により支えられ,それらの相互関連のシステムが空間の持続的な商品化を生みだしている.それらのことを踏まえ,現地では農村空間 の持続的な商品化のメカニズムについて議論したい.
集 合:3月31日(月)9時30分(JR常磐線「松戸」駅東口広場)雨天中止
解 散:京成金町線「柴又」駅17時(予定)
コ ー ス:松戸駅-戸定公園(水戸藩主の別荘地:景勝地としての農村空間の商品化)-千葉大学園芸学 (予定) 部-二十世紀が丘(二十世紀梨のブランド化のその後)-大川(伝統的な農村空間)-二十世紀が丘荻町(一時解散して各自昼食)-矢切地区(つくられた農村イメージと農村観光,および近郊農業空間)-矢切りの渡し-江戸川-柴又帝釈天-柴又駅(集合場所と離れていることに注意して下さい)
*現地までの交通費,および現地での昼食代は,自己負担となります.御了承下さい.
案 内 者:菊地俊夫(首都大),山本 充(埼玉大),仁平尊明(筑波大),小原規宏(茨城大),有馬貴之(首都大)
定 員:30名程度
参 加 費:500円(資料代など)
地 形 図:10,000分の1地形図の「松戸」
そ の 他:この巡検は,徒歩を中心としたものですので,歩きやすい服装で御参加下さい.また,集合場所と解散場所がかなり離れていることも考慮して下さい.
問合せ先:〒192-0937 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 都市環境学部 菊地俊夫
電話 042-677-2761 FAX 042-677-2589 e-mail:kikuchan@tmu.ac.jp