1.期 日 2007年10月6日(土)~10月8日(月)
2.会 場 熊本大学(黒髪北キャンパス)
3.会場へのアクセス
1)交通センターからのアクセス 交通センターBホームの子飼方面12番(市営バス)および13番(産交バス)
乗り場から出るバスに乗車し「熊本大学前」下車(所要時間20~30分).2)熊本空港からのアクセス 空港リムジンバスに乗車し「交通センター」下車(所要時間40分).(交通センターからは1)を参照して下さい).3)JR熊本駅前バスターミナルからのアクセス 市営バス「竜田口駅,楠団地・武蔵ヶ丘行き(8番系統)」もしくは産交バス「大津(三里木,陣内経由)武蔵ヶ丘方面行き」に乗車し「熊本大学前」下車(所要時間30~40分).
なお,大会実行委員会ホームページ(http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/rs/geo/ajg2007.html)から熊本大学の地図とアクセス方法の案内へのリンクがありますので御活用下さい.同ページへは,日本地理学会ホームページよりアクセスできます.
4.連絡先 〒860-8555 熊本県熊本市黒髪2-40-1
山中 進 電話・FAX 096-342-2856 e-mail:geograph@kumamoto-u.ac.jp(大学院社会文化科学研究科)
横山 智 電話・FAX 096-342-2445 e-mail:yokoyama@kumamoto-u.ac.jp(文学部)
5.日 程 10月6日(土)シンポジウム,一般発表,懇親会
10月7日(日)シンポジウム,一般発表,研究グループ
10月8日(月)巡 検
6.大会参加費・懇親会参加費・懇親会会場
大会参加費 2,000円(院生・学生1,500円)
懇親会参加費 5,000円(院生・学生3,000円)
懇親会会場 熊本大学生協食堂
7.宿泊施設について
熊本市内には多くの宿泊施設がございます.各自で御予約下さい.
8.巡検の概要と参加申し込み
10月8日(月・祝)に以下の3班の巡検を実施いたします.参加希望者は,各班の申込先にハガキまたはe-mailでお送り下さい.その際は,参加巡検班・氏名・住所・電話番号・電子メールアドレス・所属を記載の上,各班の申込先までお送り下さい.申込の締切りは9月10日(月)です.第3班ではバス席に余裕がある場合は,締切り日以降にも受付いたします.
第1班「阿蘇火山の地形と水文環境」
主 題:阿蘇火山は,現在活動中の火口周辺まで観光道路が配備されており,世界的規模のカルデラでも有名な九州を代表する観光地である.その規模は,カルデラ内外の主要ポイントを巡って望見することで初めて実感できる.カルデラ内外には,熊本地域の高い降水量を反映して,多くの湧水地帯が形成されている.本巡検では,阿蘇カルデラ内外の主要地点を回って,阿蘇火山の地形の概要ならびにカルデラ内外における湧水の存在状態と地域の地下水の様子を見る.
集 合:10月8日(月)8時30分 熊本大学黒髪北キャンパス入口駐車場
解 散:16時 熊本空港
16時30分 JR豊肥本線 光の森駅
17時 熊本大学黒髪北キャンパス駐車場
コ ー ス:熊本大学―阿蘇神社―草千里展望所―阿蘇山頂―草千里(昼食)―白川水源―俵山展望所―熊本空港―光の森駅―熊本大学
案 内 者:嶋田 純(熊本大・責任者),横山勝三(熊本大)
募集人数:40名(先着順,小雨決行,天候によりコースを変更する場合があります)
参 加 費:3,500円(バス代,ロープウェー片道代含む.昼食代含まず)
地 形 図:2万5千分の1「立野」,「坊中」,「阿蘇山」,「肥後吉田」,5万分の1集成図「阿蘇・九重」
参加申込先:〒860-8555 熊本市黒髪2-39-1 熊本大学大学院自然科学研究科 嶋田 純 電話 096-342-3419 e-mail: jshimada@sci.kumamoto-u.ac.jp
第2班「火砕流台地に広がる遺跡と豊前街道山鹿路のまち並み」(熊本地理学会共催)
主 題:熊本県北部の菊池川流域は文化遺産に恵まれた地域である.山鹿市には吉野ヶ里遺跡に匹敵する大きなクニであったとされる方保田東原(かとうだひがしばる)遺跡があり,また菊池川流域 は日本の装飾古墳の4分の1が存在するとされる.山鹿市中心部は江戸時代には豊前街道山鹿路と菊池川水運の結節点として,また温泉街や宿場町として発展した.国指定重要文化財「八千代座」の平成の大修理を契機として江戸~昭和が同居する商店街のまち並みが見直され,まちに活 気が戻りつつある.本巡検では,歴史遺産に恵まれつつも全国的知名度は決して高いとはいえない熊本県城北地域の様子を見る.
集 合:10月8日(月)8時30分 熊本大学黒髪北キャンパス入口駐車場
解 散:16時 熊本空港
16時30分 JR豊肥本線 光の森駅
17時 熊本大学
(連休中ですので,若干の遅れがあり得ることを御承知おき下さい)
コ ー ス:熊本大学-チブサン古墳(装飾古墳)-八千代座(外観のみの予定)-豊前街道山鹿路(昼食は周辺の飲食店を数軒,御案内しますので,各自でおとり下さい.なお,希望者は温泉入浴も可)-方保田東原(かとうだひがしばる)遺跡-熊本空港-光の森駅-熊本大学
案 内 者:山本耕三(熊本大・責任者),吉岡威夫(来民文庫),内野祐介(熊本地理学会運営委員)
募集人数:25名(先着順,雨天決行,道路事情によりコースを変更する場合があります)
参 加 費:3,000円(チブサン古墳および方保田東原遺跡以外の入場料,昼食代は含まず)
地 形 図:2万5千分の1「山鹿」,「来民」
参加申込先:〒860-8555 熊本市黒髪2-40-1 熊本大学教育学部 山本耕三
電話・FAX 096-342-2560 e-mail:kya@educ.kumamoto-u.ac.jp
第3班「水俣の環境教育と地域振興」
主 題:水俣市では,水俣病の発生を契機に環境教育に積極的に取り組んできた.現在では,水俣病の経験と教訓を生かした環境モデル都市づくりを展開している.全国に先駆けてゴミの減量化に取り組み,2001年には「水俣エコタウンプラン」の地域指定を受け,環境をキーワードにして地域の産業振興と雇用の拡大を図っている.そのために,「水俣病資料館」,「熊本県環境センター」,「水俣病情報センター」,「水俣メモリアル」,「竹林園」,「親水護岸」,「水俣市環境クリーンセンター」,「観光物産協会エコみなまた」といった環境学
習のための拠点整備が進められた.近年では,修学旅行をはじめ全国から環境教育のために水俣市を訪問する人々が増大している.今回の巡検では,水俣病患者の語り部である杉本栄子さんに話をうかがう.次に,頭石(かぐめいし)の村丸ごと博物館を見学し,エコミュージアム活動の実践を学ぶ.その後,水俣病資料館で展示を見学し,市役所職員から環境行政・環境教育・地域振興・地元学など水俣市独自の行政施策について話を聞く.
集 合:10月8日(月)9時35分 JR新水俣駅集合(熊本発8時56分の新幹線が便利)
解 散:1次解散 16時15分 新水俣駅 2次解散 18時 熊本空港
コ ー ス:新水俣駅-茂道の杉本水産加工場:水俣病患者語り部の話-頭石:村まるごと博物館・村内散策・昼食-水俣市立水俣病資料館:資料館見学,市役所職員から環境行政・環境教育・地域振興・地元学への取組みのヒアリング-1次解散:水俣駅-2次解散:熊本空港
案 内 者:神谷浩夫(金沢大),高木彰彦(九州大),梶田 真(東京大),栗島英明(芝浦工業大),寺床幸雄(九州大・学)
募集人員:20名(先着順,雨天決行,見学場所は若干の変更になる場合もあります)
参 加 費:7,000円(帰路に新水俣駅下車の場合),8,000円(帰路に熊本空港下車の場合),それぞれ入館料・昼食代を含む.
参加申込:〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学文学部地理学教室 神谷浩夫 電話 076-264-5329 FAX 076-264-6033 e-mail: kamiya17@kenroku.kanazawa-u.ac.jp