国立社会保障・人口問題研究所

1.職種・人員 a: 人口研究部門の室長(厚生労働技官・研究職)1人.b: 社会保障研究部門の研究員(厚生労働技官・研究職)1人 .c: 人口研究部門の研究員(厚生労働技官・研究職)1人.
2.採用予定日 2007年10月1日(月).
3.業務内容  a: 次のいずれか二つ以上の業務.1)人口変動(超低出生・高齢化および人口減少)と社会経済システムの相互関係に関する研究.2)出生,死亡ならびに国内・国際移動に関する人口学的研究.3)出生・死亡ならびに国内・国際移動が社会経済に及ぼす影響に関する研究.4)出生・死亡ならびに国内・国際移動に関する諸指標の推定と推計手法に関する研究.5)地域人口・世帯の構造と人口分布の変化に関する人口学的研究.6)家族・世帯の変化に関する実証的研究ならびに推計手法に関する研究.7)内外の人口・家族・労働政策ならびに人口領域に関する研究成果の収集と評価.b:持続可能な社会保障制度の構築に向けた政策研究を一層推進するため,医療保障および所得保障に関して,1)給付と負担の適正化,2)費用負担と社会的公正,3)国民経済に与える影響等の観点から,特に財源論にも留意しつつ理論的研究

を行う.c: 1)人口変動に関する人口学的研究.2)出生・死亡・婚姻・離婚等の人口動態に関する諸指標のデータ解析.3)世帯統計ならびに国内外の人口移動に関する人口統計学的研究.4)国内の人口統計データの収集とそのデータベースの開発と管理に関する業務.5)国際連合等の国際機関が公表する人口統計データの収集とそのデータベースの開発と管理.
4.応募資格 a: 1)大学院博士課程において人口学,社会学,社会工学,統計学等に関する専門知識を習得して,博士課程単位取得者か,またはこれと同等の研究実績を有すること.2)国内外の人口問題に深い関心を有するとともに,語学および社会調査に関する学識を有すること.3)人口問題に関連する研究について,10年以上の実務経験を有すること.4)専攻学問分野の学会における活動成果を有すること.5)年齢は45歳位まで.b: 1)大学院博士課程において,社会保障分野の研究を行うのに十分な経済学等に係る専門知識を習得し,博士の資格を有するか,またはこれと同等の研究実績を有すること.2)専攻学問分野の学会,研究会等における活動成果を有すること. 3)国内外の社会保障問題に深い関心を有するとともに,年金・医療・介護等に関する研究分野について広範な知識を有すること.4)研究意欲を有し,国家公務員としての責務を自覚し,将来にわたり研究業務に従事できること.5)年齢は30歳程度とする.c: 1)大学院博士課程において,人口学,統計学等の専門知識を習得し,博士の資格を有するか,またはこれと同等の研究実績を有すること.2)専攻学問分野の学会,研究会等における活動成果を有すること.3)国内外の人口問題に深い関心を有するとともに,語学および人口学に関する学識を有すること.4)研究意欲を有し,国家公務員としての責務を自覚し,将来にわたり研究業務に従事できること.5)年齢30歳位.
5.採用形態および勤務条件  採用形態は,「国家公務員法」第2条第2項による一般職の公務員.勤務条件は,「国家公務員法」,「一般職の職員の勤務時間,休暇等に関する法律」等に基づく.給与に関しては,「一般職の職員の給与に関する法律」第6条による「研究職俸給表」の適用を受ける職員として俸給が支給され,これに諸手当(地域手当,扶養手当,通勤手当,住居手当等)を加算した金額が支給される.
6.応募書類  1)履歴書(本人自筆押印,写真貼付).2)学部および大学院成績表.3)業績調書(著書,論文,学会報告のリスト).4)主要著書・論文(5本以内)のコピーとその要旨(各1,000字以内).5)今後の研究計画(2,000字以内).
7.応募期限 8月15日(水).
8.採用後の勤務予定地 千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル6階
9.書類送付および問合せ先
〒100-0011 千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル6階 国立社会保障・人口問題研究所 総務課庶務係 電話 03-3595-2984 URL http://www.ipss.go.jp/
送付封筒の表側に,a:「人口室長応募書類」,b:「社会保障研究員応募書類」,c: 「人口研究員応募書類」と明記のこと.