1.賞の趣旨 信州大学山岳科学総合研究所は,山岳科学研究のセンターとなることを目指して設立.山岳科学研究はフィールド・ワークが基本であることから,多くの若手研究者が「山」のフィールド・ワークに参画する契機となり,フィールド・ワークをやり遂げた達成感を味わうことが出来るようにとの願いを込め,さらには高校生・大学生の山岳地域における調査・研究を奨励することから,「信州フィールド科学賞」および「信州フィールド科学奨励賞」を創設.
2.募集対象 1)信州フィールド科学賞:山岳地域におけるフィールド・ワークを基本として研究している若手研究者(2007年度末で35歳以下).研究対象や分野は問わない.2)信州フィールド科学奨励賞:I種;山岳地域においてグループで調査活動を行っている高校生.II種;山岳地域のフィールド・ワークに基づいてまとめられた大学等の(過去3年間に提出された)卒業論文. 3.受賞 1)信州フィールド科学賞:受賞者は毎年度1名.賞状および副賞20万円を贈呈.2)信州フィールド科学奨励賞:受賞者は毎年度I種:1グループ,II種:1名.賞状および副賞10万円を贈呈. 4.募集期間 2007年4月1日~7月31日. 5.応募方法 応募の書式は山岳科学総合研究所のWebサイトhttp://ims.shinshu-u.ac.jp/からダウンロードして下さい.1)信州フィールド科学賞:自薦を基本とし,山岳地域におけるフィールド・ワークの実績・今後の展開と「山岳科学」での研究の位置づけなどを2,000字程度(A4用紙で2枚以内)にまとめた調書,研究業績調書(口頭発表を含む)および論文等の別刷.2)信州フィールド科学奨励賞:I種(高校生);活動実績を示す調書,調査活動によって得られた成果をまとめたものおよび所属高校長の推薦書.II種(卒業論文);山岳地域におけるフィールド・ワークの実績と卒業論文の要旨を2,000字程度(A4用紙で2枚以内)にまとめた調書,卒業論文のコピーおよび指導教員による推薦書. 6.授賞式 2007年11月17日に松本市で行う.受賞者の講演および受賞者の研究分野に関連する内容のシンポジウムを併せて実施. |